投資に学ぶ戦略。part2 ボックス相場編

 
先日、ビジネスを投資に学ぶと題して順張り、逆張りのことをご説明しました。

以前より商品が売れなくなった。
以前より商品が売れるようになったという売上の変動は、製品のライフサイクルが関係あるかもしれませんという話でした。

売上の変動期に、この製品ライフサイクルが頭に入っていると、そこに投資すべきか撤退の時か今後の判断しやすいと思いますのでぜひご活用ください。

そして、今日も先日に引き続きビジネスを相場に学ぶ シリーズをお送りいたします(笑)
今日はボックス相場編です。

ボックス相場とは?

ボックス相場
株やFXなどの変動がある金融商品は、ボックス相場というものがあります。
それは何かと言うと、上の画像のように同じくらいを値を行ったり来たりして繰り返している場合のことです。

現在で言うと、米ドルは円で122円~118円くらいを行ったり来たりしています。
ですから今時点では、そのあたりをボックス相場といいます。

ボックス相場では、基本的にはある一定の範囲内で相場が動くことになります。

このボックス相場にはメリットがあり、スキャルピングやデイトレードなど比較的短い取引にはとても有効です。
安くなったら買い、高くなったら売るという逆張りな思考で誰でも簡単に稼げます。

しかしその一方でとても高いリスクがあります。
何故なら、いつこのトレンドが終わるのかが誰にもわからないからです。

同じような位置を行ったりきたりしているわけですから、ボックス相場が終わるというのは、基本的にはチャートでは予想不可能です。

ビジネスも同じ

僕がインターネットを始めたとき、周りにはセドリで稼ぐ人や、アメブロで稼ぐ人。
ヤフオクでカテゴリ違いを安く買って本来のカテゴリで出品して利益を出す人など、いろいろなお小遣い稼ぎのセミプロのような人がいました。

それは10年以上前のことですが、当時はネットなら何でも売れる。
誰でも儲かるような感じがありました。

アメブロで稼ぐというのは、商用利用が不可になってしまったアメブロでは難しい話になってしまいました。
そして、セドリもスマホの普及によって安売り競争になってしまいました。
このように、いったん流れが変わりだすと状況は一変します。

実店舗で売れないような商品をネットやオークションに出品すると何故だか売れるような時代は、もう昔話です。

その流れの変化に気付くことが遅れてしまうと足元をすくわれてしまいます。

楽に簡単に稼げるような戦術でなく、戦略で基礎を固める必要があるわけです。

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