東野圭吾の小説「白夜行」を読んで勉強になった2つのポイント

 
東野圭吾「白夜行」

僕の本棚は、ビジネス書ばかり。
ハリーポッターとかスティーブンキングなどの有名な小説は何もない……

そして、海外のダイレクトマーケティングというジャンルがとても多く、大半の人には到底面白くない本棚だと思います。

それも英語ができない僕は、日本語に翻訳された本を読んでいます。
翻訳された文書もけっしてわかりやすいとは言えず、日本では事例も少ないため、意味が伝わってこなくてモヤモヤすることが結構あったりもします(笑)

しかも、ビジネス書が増えたおかげで青春時代に買った「クローズ」「カメレオン」「湘南純愛組」などの本棚を占領していたおバカ漫画たちは処分してしまいました(少し後悔してます)

でも本棚に読み終わった本が並ぶ感覚も、なぜか気持ちよかったりします(笑)

今回は、小説を買ってみました。
買ったのは東野圭吾さんの「白夜行」という作品です。

東野圭吾『白夜行』

本は850ページもある。
文庫本といえ、重い……
日々のタイピングで腱鞘炎の僕には、もって広げているだけでも辛い。

でも……夢中になって、昨日の休みを使って一日で読んでしまいました。
面白すぎてトイレ・コーヒー休憩以外はずっと読んでいたんです。

読むのが遅い僕は、多分12時間くらい読んでいたと思う(笑)

「ウォー!!」って感じの勢いで読み終わったときの達成感は本当に気持ちよかった。
そして本当に良い作品でした。

ネタバレになるといけないので、内容のことは敢えて触れません。
でも、この作品の凄いとこは内容だけではないんです。

この白夜行のすごいところは、2つ!
そして、この2つはWEBコピーライティングセールスコピーにもとても有効なのでシェアしたいと思います。

1つはリズム

東野圭吾さんの文章は、テンポやリズムが素晴らしい。

誰でも読める文章で、難しい言葉は一切ない。
そして、どんどん続きを読みたくなる文章なんです。

僕はこんなに読みやすい文章は初めてでした。
やはり、読みやすい文章は読んでて気持ちがいい。

インターネットでは、ホームページやブログにアクセスを増やすのは、広告さえ出せば誰でもできます。
でも、文章や内容を読んで貰うことは、本当に難しいんですよね?

あなたも『知りたいこと』があって検索して、クリックしたけどなんとなく読まなかったページがありませんか?
僕は、そんなことばかりです(笑)

テンポよくリズムよく書くことで、850ページも読ませることができるなんて本当にすごいですよね。

もう1つは描写

東野圭吾さんは登場人物の内面を一切描かない。
犯人目線での動機、犯人の心の声なんかも、描かかれていないんです。

すべて描写だけで、表現しています。

この描写を入れるというのは難しいけれでも、WEBコピーライティングにとっても描写はとても大事です。

お客さんがあなたの商品サービスを使ったあと・買ったあとにどのようなストーリーがあるか具体的に描くことが出来ればかなり有効的なわけです。

死亡保険を売るには、霊柩車の前で!

誰が言った言葉かを忘れてしまいましたが、これは描写をなるべくはっきりさせる必要があるということ。

我々、人間にとって死というのは避けてはとうれない事ですよね?
でも、普段から「僕は死ぬんだ!」って思っている人はいません。

霊柩車を見て人間は死ぬものだと、描写した後だったら「自分もいずれ死ぬ」ということを理解しやすいわけです。
すると「保険見直したほうが良いかも!」につながるということ。

もちろん、ファッションだって車だって、仕事で使う道具だってなんだって、買う前と買った後の描写が想像しやすければ売りやすいわけです。

今後、DMやセールスレターを書くのに東野圭吾さんの描写表現方法を是非ヒントにしたいと思います。

東野圭吾さんは、色んな意味でおススメですよ(笑)
僕は完全にハマってしまいました(笑)

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