クライマックス法とアンチクライマックス法を相手によって分ける方法

 
クライマックス法とアンチクライマックス法
ビジネスシーンにおいて、プレゼンをすることは多々あるでしょう。
しかし、なかなか相手によってやり方を変えることができないですよね?

いつも同じ話し方をしていては、うまく行くことも行くはずがありませんよね。
どんなプレゼンでも上手くいくことは、相手が常に変わるため当然ありえないことなのです。

そこで今回は、人間を二つのパターンに絞って、「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」でプレゼンをする方法について解説していきます。

1.クライマックス法について

クライマックス法は、話の中で最も大切な部分を最後に結論として持っていく話し方です。

この話し方をする相手に向いているタイプは複数あります。
一つは、既に相手と関係性を構築している場合です。

なぜかというと、既に関係性を構築しているタイプであれば、最後にオチを持って行っても不快な気分にさせることはないからです。

もちろん全ての人に当てはまるわけではありませんが、基本的に一度関係性を構築した人たちであれば、途中で話に飽きてしまうことも少なくないはずです。

二つ目は、「相手が粘りつよく話を聞いてくれる人かどうか」です。
もし、しっかりと最後まで話を聞いてくれそうな人であれば、結論は最後に持って行った方が良いです。

ラフすぎる関係性ですと「もったいぶらないでくれ」と思われるかもしれないため、ある程度形式ばった関係性のときに使うと良いでしょう。

2.アンチクライマックス法について

アンチクライマックス法は、最初にオチや結論を持って行く手法です。

例えば、相手にあまりしっかりと聞いておこうといった姿勢が見られない場合は、最初に結論を述べてインパクトを与えた法が良いでしょう。

そのような人たちを相手に、あまりにも長々と前置きをしてしまうと、話を最後まで聞いてもらえない可能性があるからです。

また営業先で複数の会社とコンペをすることもあるはずです。
そして自分たちの順番が最後の方であれば、相手先はほぼ依頼先を決めている状況です。

その中で、しっかりと最初の段階で結論を述べて、インパクトを与える必要があるはずです。
最初にある程度のインパクトを与えることで自分たちに依頼先への気持ちが高まってくるはずです。

反対にこのような場面で、長々と前置き等をしていると、相手は呆れてしまいます。
しっかりとここの区別をしていきましょう。

まとめ

正直なところ、どちらの方法が正解というものはありません。
強いて言うならアンチクライマックス法の方が適切な方法かもしれないことが事実です。

先に結論を言ってしまった方が相手も喜ぶはずです。
しかし、一番大切なことは相手のタイプに合わせることです。

そこら辺の判断をした上で、最終的な行動に移していくことにしていきましょう。

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