日本でもコンテンツマーケティングが広まってきていますよね?
自社が行う前に、すでに他社が取り入れているかもしれません。
今回は、競合となる他社の分析方法とそのツールについて紹介します。
ツールを上手く利用して、競合サイトを解析してみてくださいね。
何故、競合分析を行うのか?
コンテンツマーケティングとは何か、ここで今一度見直してみましょう。
ターゲットに向けて、良質なコンテンツを提供することにより、彼らとの接点を作り出すマーケティング手法のことですね。
その際にターゲットペルソナを想定するわけですが、同じようなペルソナを持つ企業が他に全くないとは言えません。
ペルソナが同じであれば、そこに競合が生じます。
読者には、両者をくまなく見る時間はありません。
実際に見るコンテンツは1~2つくらいです。
そこで、ライバルに読者をとられないようにするために、競合分析を行う必要があるわけです。
そしてそれにより、コンテンツの質も高まっていくのです。
競合相手のここをチェック!
他社が同じようなペルソナを想定しているとわかったら、相手のコンテンツマーケティング施策をチェックします。
チェックポイントの例を以下に示します。
ブログの運営状況
記事の更新頻度やその内容、品質などをチェックします。
シェア数などを調べて、読者の反応を調べるのも重要ですね。
独自ドメインなのか、どんなブログサービスを使っているかなどもチェックポイントです。
メールマガジンの運用状況
メールマガジンを受け取る際に、読者がどんな情報を入力するのかを調べます。
こちらも配信頻度や内容、品質などを詳細に知る必要がありますね。
お買い得情報の有無なども重要となってきます。
ソーシャルメディアの運用状況
Facebook、Twitter、LINE、Google+など。
それぞれのフォロワー数が人気の指標となります。
更新頻度、内容だけでなく、読者の反応も大切ですね。
ダウンロードコンテンツの提供状況
メルマガと同様にダウンロード時にどんな情報が必要となるのかを調べます。
そしてこちらも同じく内容と品質が大事ですね。
その他
- 動画や漫画、画像などの利用状況
- リアルイベントの運営状況
分析に必要不可欠なツール
他社のサイトを分析するのに、とても便利なツールがあります。
無料で優秀なツールを紹介します。
SimilarWeb(シミラーウェブ)
URLを入力すると、そのサイトのアクセス状況を見ることができます。
あくまで外部からの推測数値なので、精度は完璧ではありません。
ですが、おおよその流入経路がわかり、競合サイトの全体像を知るのには役立ちます。
Googleキーワードプランナー
特定のキーワードの月間検索数や関連キーワードを調べることができます。
競合サイトのURLを入力すれば、相手のキーワード設計の推測もできます。
Ghostery(ゴーストリー)
そのサイトがどんなツールやサービスを使っているかを解析してくれます。
さまざまなツールの導入状況を見ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
競合分析の基本について、理解が深まったでしょうか?
これまで、競合分析の重要性について話してきましたが、競合相手を意識しすぎたコンテンツになるのは禁物です。
コンテンツマーケティングは、あくまで顧客が対象なのです。
競合ばかりに気を取られないようにしましょう(笑)