大事にすることの価値観の違いとは?

 
指輪にみる大事という「概念」
今日、法事がありました。

そこでお坊さんが、面白い話をしてくれたので、シェアしたいと思います。

仏壇にみる時代の流れ・変化

仏教の世界にも、時代やトレンド・流行というものがあるそうです。

以外ですよね?
仏教とか、宗教っていうのは、なんか不変なものって印象が強くないですか?

たとえば昔は仏壇っていうものが存在していなかったので、今は仏壇をつくるのが普通になっているけど元々仏教の教えにはない。ということらしいです。

またその仏壇も、和室に大きく金ピカのものをつくるのが、定着しました。
でもそれはまた、ここ最近の日本の住居事情に合わせた「洋風の仏壇」「小型省スペースの仏壇」に変化しているようです。

仏教という、教えの中でも仏壇の有無、仏壇のスタイルが変化しているワケですね。

結局、故人を思う気持ちが大事だということで、細かい決まりなんてものは無いみたいですね。

大事にする真理とは?

当たり前のことですが、大事に思うというのも、時代や環境で変わってくるんですよね。

例えば、指輪。

僕の母は、大切な指輪を持っていました。

でも普段、指輪をしていませんでした。
大事な指輪だから、タンスの引き出しの奥の方にしまっていたんです。

で、何か特別にお出かけする時だけ、指輪をしていました。
母にとって、これが指輪を大事にしているって思いの行動なわけです。

逆に、もし恋人同士で指をプレゼントされた場合、毎日するのが大事にしているってことになりますよね?
たまたま指輪をしていないのを、見つかっただけで怒られてしまうのですから(笑)

これは、どちらが正解とか、不正解とかそんな話じゃありません。

ある人は、「キレイに保存=大事」と思っている。
ある人は、「肌身離さずつけること=大事」と思っているわけです。

これは、母の世代と、現代の若者の違いかもしれません。

でも30代である僕も、どちらかというと大事にしまっておくタイプなので、環境や性格なのかもわかりませんね(笑)

まとめ

人によって違うと言ってしまうのは、とても簡単なんですが、この「差」というのは、 ビジネスなんかでも大きく関わるんですよね?

お客さんはどういうタイプなのかを、判断しなきゃいけないわけですからね。

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