「環境問題という言葉が生まれる前から、地球環境のことを考えてきました。」
というのは、フォルクスワーゲンのキャッチコピー。
しかしフォルクスワーゲンは不正をしていた。
排気ガスの検査をするときだけ、不正プログラムを使って抑えていたのだ。
これには、アウディやポルシェなどの部品供給しているメーカーの株価まで影響を与えているようだ。
フォルクスワーゲン株も20%以上の値下げをマークした。
詐欺と言っても過言ではない
僕のこのブログの読者の方ならご存じかも知れないが、僕自身はワーゲンが大好きだった。
今の車も、前の車もワーゲンだったしね・・・もうフォルクスワーゲン歴14年(笑)
しかしフォルクスワーゲンが不正をしていたなんて許すことができない。
日本の誇るクリーンディーゼルのマツダよりもクリーンだと過大広告をしていたこともあった。
我々一般人は、車を購入するときそんなにデータなんて細かくわからない。
凄い低燃費で、クリーンだと言われればそうなのか~ってなるし、
ディーラーの店員さんもそういうのを結構、推してくるので大事なポイントなんだろうな~ってなる。
聞いていることが不正だったらこれは、詐欺ではないのか?
大体すべてがいい加減過ぎ
フォルクスワーゲンに乗ったことのある人ならおわかりだろう。
色々、いい加減なところが多いのを!
正直、僕はフォルクスワーゲンというブランドが好きだっただけで、性能やオプションなどは最低だと思う。
まあ、古いゴルフなのでしょうがなかったのかも知れないが、窓が落ちるとかプラスティックが割れてくるとか、内装がギシギシ言うとかしょうもないことが多かった。
そして、毎年数回、走行できないような故障もした。これまで修理費にいくら払っただろうか・・・
しかし、ディーラーに持っていっても、「日本車と違ってこういうのは仕方ないんです」
「外車っていうのは、3年おきに買い替えるものなので、買い替えてみてはどうですか?」
って感じだったのでディーラーの対応には本当に不満を覚えたことも多かった。
乗り心地もあまりよくなく、お客さんに乗せてもらったミライースの方が良いとさえ思ったこともあった。
今回の件でフォルクスワーゲンの会社の体質が分かった、フォルクスワーゲンは信用できない。
不正や過大広告のリスク
このようにこれまでずっとフォルクスワーゲンに乗っていた僕をも失望させてしまった今回の不正。
そして過大広告。
これは、フォルクスワーゲンほどの大きな会社なら2兆円の罰金と3兆円の株価暴落では経営は傾かないだろうし、きちんとした状態で復活して良い車をつくって欲しいと思う。
しかし、我々中小企業にとって、不正や過大広告というのはイメージが悪すぎて、経営の存続までかかわることが多い。
信頼があるからこそ売れるビジネスなんかは、一発退場があり得る。
例えば、飲食店関係などはとくにそうだろう。
食中毒まではいかなくても、使いまわしや賞味期限が切れたの食材を使って謝罪をした企業も結構いた。
どれだけ謝罪しても、消費者側からみれば口に入るものだし、見た目だけではわからないから凄い不安になるだろう。
マクドナルドも同じで、色の変わったごみのような鶏肉をナゲットに使っていたという時からマックはかなり売上が落ちている。
謝罪の仕方も、日本では考えられない感じだったので余計だった。
昔で言えば、不二家や雪印、船場吉兆など不正連発の時、数か月の営業禁止をくらっていた企業も多かった。
そんなことになれば資金繰りはとても厳しくなってしまうのは、言うまでもない。
そして、その後にお客さんが許してまた来店してくれるっていう保証なんてないに等しい。
今はインターネットですぐ拡散されるし、アーカイブとしてデータが残る。
だから、我々は普段以上に不正や過大広告は気をつけなければならない。