非常識中年カップルVSお店のおじいさんの戦い

 
オジサンの喧嘩をみた!
先日、仕事で使うメモ帳を買いに文房具店に行きました。

僕とお会いしてる人だと、「本多さんまた?またメモ帳!?」って思ってると思います(笑)
まあそれくらい僕は、たくさんメモ帳を持ってるんですよね。

サスペンスに出てくる刑事さんのように、メモをたくさん取りたいと思ってるんです。

でもあまり、読み返したりはしないんですがね(笑)

文房具屋の駐車場にて

車で行ったんですが、表の駐車場が満車で埋まっていたため、文房具屋さんの裏にある駐車場に回りました。

裏に回っても、駐めるスペースがありませんでした。

「平日の昼間に、なぜこんな混んでるんだろう?」
と思いましたが、まだ昼食を食べていなかったので、昼ごはんをどこかで食べてから再度来ることにしました。

近くの中華料理屋さんで、ランチをとって再度裏の駐車場に入りました。
やっと1台空いていたので、そこに駐めました。

僕が車から降りると、僕の車の隣の隣に・・・

そこに現れた中年カップル

50歳くらいの中年カップルが、文房具店とは逆の方向から歩いてきて車に乗り込みました。

その瞬間、お店の店長さんだと思われるおじいさんが、小走りでその車に近づき窓をコンコンと叩きました。

中年カップルは窓を開け、「なんや!車叩くなよ!触んなおい!」といきなりキレていました。
店長さんは「ここうちの駐車場ですよ。他所のお客さんは停めないでくださいよ。何時間もとめて、あそこに罰金って書いてありますよね?

うるせーなちょっととめただけだろ!もう停めませんよ!はいはい!

一応、罰金3万円って書いてあるんですけど読めますか?」と店長さん。

あんな小さく書いて読めるはずないだろ!」とオジサン。
そこへオバサンのほうが「テレビで見ましたけど、お店が決めた罰金なんて法律的には払わなくていいんですよ。罰金自体が違法らしいですから!

店長さん「いいえ、決まりですから車を降りて事務所の方へ来てください。」

オジサン「わかった。わかったよ。ボールペン1本買うからそれでいいだろ?」

店長さん「買い物は結構です。とにかく降りてこちらへ来てください。」

ピリリリリ・・・   ピリリリリ・・・
店長さんの携帯電話が鳴りました。

その瞬間、オジサンたちはアクセルを踏み逃げてしまったんです。

控えたナンバー

僕はとっさに、黄色いナンバープレートの番号と、ダイハツの○○という車だということをメモしました。

でも民間の会社が、罰金を払わすのすら難しい。
ましてや、人物を特定して請求するなんて不可能ですよね・・・

「今の車とナンバー分かりますけど、ちょっと無理ですよね?」と僕が訪ねると店長さんは「仕方ないですね・・・よくあることなんです。○○のお客さんがほとんどなんです・・・」と言っていました。

「それにしても、なんかムカつく中年カップルでしたね?反省もしてないし!」

「そうなんです!本当のお客さんが駐められなくなっちゃうんですよね・・・罰金も抑止力のために書いているんですが・・・」

と、少し会話をしながらお店に入りました。

抑止力

このお店は抑止力のために、罰金と書いてあるってことなんですよね・・・

だったら正直、もっと大きく分かりやすく書かないとたぶん効果は少ないと思います。
また、○○というお店にきちんと証拠(動画・写真)を持って停めないように言った方が良いですよね?

「本当に罰金をとるつもりだったんですか?」という質問には、「とるつもりは無かった」と店長さんが言っていました。

これも真剣にとった方が良いと思いませんか?
実際、迷惑ということ以外に、実損が出てるんわけなんですからね。

僕の尊敬するアメリカのマーケッターは、セミナーやコンサルティング中は、携帯電話の電源を切って!と指示を出します。
そして小さい音であろうが、バイブであろうが、電話が鳴った場合、100ドルの罰金を徴収すると宣言します。

初めてセミナーやコンサルを受けた人は、冗談だと思いヘラヘラしていますが、電話が鳴ると本当に100ドルを徴収します。

するとその瞬間、皆が再度電話の電源が切れているか確認をするわけなんです(笑)

このように抑止力とは、実行することに価値があるわけです。

まとめ

マーケティング的に言えば、これまでいくらの罰金を貰った実績があると看板に書くと効果的かもしれませんね(笑)

お客さんでもないくせに、お店に迷惑をかける人には徹底的に戦えば良いと思います。

本当のお客さんに迷惑をかける人は、お客さんでもなければ、価値すらありません。

あなたの会社では、迷惑な人ってどんな人でしょうか?
その人に来てもらわないように何かしていますか?

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