買う気満々の優良客を営業マンの前に連れてくること。」
と、神田昌典さんは言いました。
セールスを極力不要にするマーケティングシステム。
社長が前線で営業活動をしなくても買う気があるお客さんを目の前に連れてくるシステム。
それがマーケティングです。
ちょっと想像してみてください・・・
買う気満々のお客さんが次々と
「お願いします!売ってください!」
と言って問い合わせしてくるところを・・・
すごい気持いいですよね(笑)
NikeのAIRMAX95
僕が高校生くらいの時、Nikeのエアマックス95が流行しました。
どこのお店でも売り切れ。
インターネットではプレミア価格の20万円を超える金額がついていました。
追いはぎのように、エアマックスを履いた人から恐喝をして奪い取るような「エアマックス狩り」というような現象まで起こってしまいました。
当時、NIKEはエアジョーダンシリーズなどのマーケティングも上手くいっていたため
NIKEは単なるスポーツメーカーでなくブランドとして認識されました。
決して安くもないNIKEで全身固めるようなファッションの人もいました。
NIKE誕生を物語にした映画も製作されました。
NIKEの商品ならなんでも欲しいというNIKE狂も存在しました。
これがマーケティングです。
お客さんの方からお願いしてくる立場の販売。
経営者であるボク達なら本当にこんなことがあったらテンションが上がりすぎてヤバイですよね(笑)
戦うマーケットメディアをネットにしただけ!
僕はインターネットのマーケティングをアドバイスする仕事をしています。
ただ、本業はマーケティングのアドバイスをする仕事です。
この違いわかりますか?
インターネットマーケティングとマーケティングの違いですね。
よくお客さんに本多さんのとこはインターネットマーケティングも出来るの?
って聞かれます。
答えはYES!
なんですが、この質問は少しおかしい箇所もあります。
なぜなら、マーケティングシステムが土台にあって
そのマーケティングをどこで使うのか?
という戦う場所をインターネットだという選択をするということです。
インターネット上で行うマーケティングがインターネットマーケティングってことなんです。
もしあなたのビジネスがインターネット向けでないと考えている場合は、インターネットで戦わなければ良いのです。
そして、オフラインであるマーケティングをしていく場所を探せば良いと思います。
まとめ
- オンラインでもオフラインでも結局、相手は「人」
- BtoBでも、BtoCでも結局、決断をするのは「人」
- そしてあなたが個人事業主であろうが法人であろうが発信する人は「人」
結局のところ、舞台がどこであれマーケティング自体は変わらないということなんです。
もしあなたがインターネットでビジネスを成長させたいと思っているのであれば
まずインターネットである必要があるかどうかを冷静に判断してみてくださいね。