メニュー表を工夫して売上を上げる3つの方法

 
メニューを変更するだけで売り上げがあがる?
飲食店でも美容院でも、メニュー表がありますよね。

あなたのビジネスには、メニュー表ってありますか?

もし無いなら何かメニュー表をつくった方が良いかもしれません。

たとえば洋服屋さんで言えば、裾直しの料金や袖を詰める作業は、毎回口頭で説明するよりメニューで説明した方がお客さんも安心できますよね。

お客さん側の心理として、『自分だけ高い金額だったら……』と恐怖に感じるわけです。

また、サービス業、製造業などの場合は、メニュー表がないと料金すら請求できない場合すらあります。

最初からサービス内容(工賃や人件費など)のメニューを予め用意しておくことは、トラブルを避けるためにも重要になります。

さて、メニュー表が大事だという僕の意見はお話ししましたので、これからメニュー表を使って売上をアップするポイントを3つ紹介します。

方法1.高いものから順に表記する

人には初頭効果というものがあって、最初にみたものが基準になるということが明らかになっています。

例えば100円という金額を最初に見ると、980円という金額が急に高く感じます。
また、逆に980円の後に100円なら安く見えるわけです。

安いものから表記するというのは、ファストフードやディスカウント系のショップなら良いと思います。
ですが、高額なブランドショップなどの場合は高いものから乗せたほうが良い可能性が高いわけです。

方法2.更新する頻度をあげる

開業○○年、今も当時と同じ味!
とテレビなんかの取材に答えているお店がありますが、果たしてそれはお客さんにどれだけ意味があるのでしょうか?

もちろん昔と変わらない味、店構えにはマスコミはうれしいでしょう。
話題にしやすいですからね。

それよりも新しいメニューをつくった方が、既存のお客さんには良い刺激になるはずです。

きちんと更新して、新しいメニューやおススメメニューを少しづつ変更し、更新していくことが「新鮮さ」に繋がります。

方法3.松竹梅の法則

天ぷら屋さんなんかに行くと、松竹梅と3つのコースになっている場合がありますよね。

お客さんに選んでもらうには、この松竹梅という方法がとても良いです。

ジャムの法則と言って、あまりにも選択肢が多すぎると人は選ぶことが面倒になります。
面倒になって選ぶことすら辞めてしまうのです。

ですから、選択肢を増やしすぎるとよくないわけです。

松竹梅のような3つから選んでもらう。
どんなに多くても6つまでが、なんとか人が選ぶことのできる許容範囲といわれています。

選択肢が多すぎる場合は、気をつけましょう。

まとめ

メニューとは、あなたのお店、会社ができることの一覧表でもあります。

デザインを気にするだけでなく、一度きちんとお客さん、自社のために見直してみませんか?

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