「並ぶ場合」と「並ばない場合」の違いは、ここで差がつく

 
行列ができるお店の理由
先日、ある飲食店に行ったときのこと。

名古屋で放送されているグルメ番組に、何度か紹介されている中華料理店に行ったときのことです。(あまりTVの美味しいは信用してませんw)

車を駐車場に泊めるときに、40代くらいの女性の店員さんが走ってました。
「何かな?」って窓を開けると
「今、いっぱいこれ見てマテ。」
とミスターポポのような日本語で言われました。

手渡されたのは、メニュー表

いかにも自作しました!
って感じで、ちょっとベタ付く感じのメニュー表です。

ペラペラとめくりました。
中には写真とメニューの名前、それと金額が載っていました。

金額の順番も、めちゃくちゃです(これは致命的ですよね・・・笑)

また写真が載っていますが適当に撮影したのか、どれも暗く、色合いや温かみを感じません。
ようは、全然おいしく無さそうなんです・・・

冷凍のチャーハンや冷凍のギョーザのほうが、絶対おいしそうだと思いました。

少しメニュー表を眺めた後・・・

一緒に行った人と、これ車で待ってるべきなんかな?
それとも、店まで行って待ってるべきなのかな?
と相談して、お店の前まで行くと、待っている人が名前を書く紙が置いてありました。

それには、○○ 4名 とか ○○2名 座敷でも可 とかって感じで名前が書いてあったんですが、もちろん僕たちの名前は書いてありません。

そうか、ここに書きに来なきゃ行けなかったんだ・・・

じゃあ何故、メニュー表を渡しに来たのか・・・
考えても全然わかりません(笑)

ここから何グループ分の時間を待つことになるのは辛いので、結局その店で食事をとることは断念しました。

もうちょっと、写真を美味しそうに撮ったり、店員さんの謎の接客なんかが無ければ、順番を待っていたと思うんですがね(笑)

並ぶ場合と並ばない場合の違い

あなたは、何かを待つって好きですか?

基本的には、人は待つのが嫌いなはずなんです。

例えば、待ち合わせの時間に連絡もなく遅れてくる人とかって、いい気持ちはしませんよね?
僕の知ってる社長さんで、一分でも遅れて来たら会わないって言ってる厳しい人がいます(笑)

それくらい待つというのは、人によってはストレスが貯まる行為なんです。

でも「待つ」という行為に見合った価値が得られるという場合は待つんですよね?

例えば、自分が好きなラーメン店とかは並んででも食べたいって思うことが多くあるわけなんです。
また、ディズニーランドなんかでも、アトラクションに並んでまでも乗りたい、楽しみたいわけなんですよね。

それくらいお客さんに待って貰うと言うのは、期待させることが必要なわけです。

  • テレビで芸能人が紹介していた
  • グルメ雑誌の○○ウォーカーでランキング1位だった
  • 創業○○年の味!
  • 一日限定○○食、
  • 飲食店に人気の飲食店。

などなど、いろんな角度のアプローチでお客さんに期待をしてもらうことが可能です。

また、リピーターでも同じです。
前回美味しかったから、今回もおいしいだろう・・・というお店に対する期待があるわけなんですよね。

だから、まずは美味そうに魅せることが大事ですよね。

まとめ

これは飲食店だけでなく、他のビジネスでも言えることです。

待ってもらう代わりに、良い商品・サービスを提供する。
良い商品・サービスをする変わりに、待って貰う。

どちらでも良いと思いますが(笑)
とにかく期待してもらう。

そして、その期待を裏切らないことが、商売繁盛の第一歩ですよね。

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