クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンの違いとは?

 
オープンクエスチョンとクローズド・クエスチョンの違いとは?
クローズドクエスチョンオープンクエスチョンはご存知でしょうか?

もしかしたら意味は知っているかもしれませんね。
ですが、実際に日常生活でこの二つを意識できている人はあまり多くないでしょう。

ビジネスシーンでは必ずこの二つをしっかりと使い分ける必要があるため、今回はその解説をしていきます。

1.クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンとは?

まずクローズドクエスチョンですが、簡単に解説をするとYesかNoで答えられる質問のことを指します。
「このケーキは好きですか?」
「今日はお昼ご飯はもう食べたのですか?」などの質問があります。

反対にオープンクエスチョンは、「昨日はどんな1日を過ごしていたの?」といったような、いろいろな情報を知りたいときに必要な質問方法になります。

2.クローズドクエスチョンの特徴

クローズドクエスチョンの特徴としてよく挙げられるのは、YesかNoで話が終わってしまうため、会話が広がらないというものです。

そしてクローズドクエスチョンは、ビジネスシーンではあまり宜しくないと言われがちですが、決してそのような事はありません。

実際にここは「Yes」と答えてほしいと考えているときには、クローズドクエスチョンは重要です。
そこで会話のコントロールをする事が出来る場合もあるため、むしろ使うべきシーンもあるのです。

Yesを重ねる事で、少しずつ大きな要求を答えてもらう事で、最終的に大きな目的となる要求をして、Yesを貰うことができるといった「イエスセット」というものもあります。

ただし、意図的に「Yesをもらおう!」といった質問ばかりをしていると、相手も無意識的に「なんだかYesばかり言わされているなぁ~」と感じてしまい、嫌悪感を抱かれる場合もあります。
気をつけておくべきでしょう。

3.オープンクエスチョンの特徴

オープンクエスチョンは、まだ相手の情報をあまり知らないときに必要な質問の方法です。
「どういった結果を求めているのでしょうか?」などの質問をすれば、相手からの要求を知ることができます。

しかし、あまりにも複雑なオープンクエスチョンをしてしまうと、相手が答えられない場合があります。

そのため、会話のコツとしては、まずはクローズドクエスチョンで簡単な会話をしましょう。
そしてその次にオープンクエスチョンを使って、相手の情報を細かく取得することができるはずです。

そこまでお互いの信頼関係が構築できていないときは、オープンクエスチョンでも答えやすいものを聞いておきましょう。
最初は心を開いてもらうことが大切です。

まとめ

オープンクエスチョンもクローズドクエスチョンも、会話をする上でどちらも大切な質問の仕方です。

まずはお互いの信頼関係を構築するという意味で、しっかりと質問重ねていきましょう。

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