自社の営業をコミットメントさせるための手法!プラシーボ効果について

 
プラシーボ効果とは?
ビジネスを行う中で、自社の営業チームやコンサルタントチームを動かす必要があるはずです。
さらに、場合によっては今まで以上にやる気を出させたり、コミットメントしてもらう必要があるでしょう。

しかし実際にただ単に「やる気を出せ!」「がんばれ!」などと言っても、そんな簡単に結果を出せるわけはありません。

そこで効果的な心理学の一つとして、プラシーボ効果があります。
おそらくプラシーボ効果をご存知の方はいると思いますが、今回はこのプラシーボ効果について解説していきます。

1.プラシーボ効果とは

もともとは、薬の効果がないものを効用があると思わせて飲ませると、驚くほどに効力が発揮されるといったものです。

もちろんその薬には効用はなく、思い込みで効果が現れたのです。

この心理学をクライアント先相手に活用することもできますが、自社の営業人などの活躍にも繋げることができるのです。

2.難題を相手にしてもやる気を出してもらう

たとえば、営業をしている方であれば「それはさすがに無理だよ」と思うような仕事を振られた覚えはないでしょうか?

確かにその課題をクリアすることは難しいかもしれませんが、そこで少しの工夫を加えることで成果を上げることができる確率がグッと上がるのです。

どんなに難しい課題でも、上司から「毎年複数人は結果を出している人がいる。しかも君の所属している課からなんだ
などと言われたら、これが仮に嘘だとしても結果は出やすくなります。

もちろん、その解説にある程度の裏付けは必要かもしれません。
しかし、「今までに一人も達成者がいない」と言われるよりも、「毎年複数人達成者が出ている」と言われた方が俄然「自分もできるかも」とやる気を出してくれる可能性が高まります

これくらい思い込みの力は強いのです。

3.プラシーボ効果で気をつけること

当然のことかもしれませんが、プラシーボ効果を活用する場合は、あまりにもはっきりとした嘘を付くことを避けましょう。

やはり、明らかにばれてしまうような嘘をついてしまっては、その指示を受けた人も不信感を抱いてしまい、結果的にコミットメントをしてくれない可能性があるからです。

あくまでも、事実と大きく逸れないような表現の仕方をすることをお勧めします。

まとめ

プラシーボ効果は人から言われたことでも思い込みがありますが、自分自身で思い込みをすることで効果を発揮する時があります。

そのため、もし自分の中で裏付けできるものがあれば、それを背景にしてやる気を出すことも可能です。

あまりにも大げさにならないように、部下などに対してはやる気を出してもらうようにし、自分自身でも成果を上げられるような工夫をしていけるようにしていきましょう。

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