品質スコアの基本知識とスコアを上げるための二つの方法

 
品質スコアとは?
リスティング広告を運用している際に重要な要素の一つに「品質スコア」があります。

品質スコアとは、広告とその遷移先のLP(ランディングページ)との利便性を見て、10段階中何点といった形でスコアが表示されるものです。

品質スコアはとても重要な指標です。
そこで今回は、品質スコアの基本的な知識等について解説していきます。

1.品質スコアとは?

まず、先ほども述べたように品質スコアは10段階中何点といった形で、広告とその遷移先との利便性によって点数が決定します。

点数が高いほど、品質スコアが良いということなのですが、実はスコアが高いと大きく分けて二つのメリットがあります。

メリット1.表示順位が上位になる

品質スコアが高いと「この広告とその遷移先はユーザーにとって価値のあるものである」と判断されます。

そうなると、自然に検索結果の上位に表示されるため、クリックをされやすいという状況になります。

クリック数が増えると確かに消費額も増えますが、そこは1日の予算をしっかりと設定すれば使いすぎるということもなく問題ありません。

メリット2.クリック単価を抑えられる

そして品質スコアが高いと、クリック単価も抑えることができます
入札単価を上げると確かに広告の上位表示は達成されるのですが、その分当然ながらクリック単価が上がってしまいます。

言い方を変えれば、無理矢理スコアを上げてしまっているからです。

しかし、品質スコアが高ければ先ほどと同様、「ユーザーにとって価値のある広告とその遷移先である」と判断してもらっています。

そのため、自然と低めのクリック単価で上位に表示をすることができるのです。

2.品質スコアを上げる方法

それではどのようにして、品質スコアを上げることができるのでしょうか?

こちらも大まかに二つの基本的な対策が考えられます。

2-1.キーワードと広告文と遷移先に一貫性を持たせる

見出しのままですが、それぞれに一貫性を持たせる必要があります。

例えば、「渋谷 ラーメン」といったキーワード選択をしているのに、新宿のラーメン屋さんについての広告文を用意していたり、遷移先も東京全体のラーメン屋さんを載せていたらいまひとつ一貫性を感じることができません。

それぞれに一貫性を持たせることで、「ユーザーにとって価値のある物」と判断されます。

ユーザーありきで考えていきましょう。

2-2.クリック率を上げる

単純にクリック率を上げると、品質スコアは上がっていきます
もちろん、クリック率を上げるためには広告文を魅力的な物にすることが前提となります。

しかし、どの広告文がユーザーにとって魅力的であるかは一概には言えません。

そのため、広告文はクリック率を見て常にABテストを行い、改善し続ける必要があります。

まとめ

品質スコアを上げると、予算を抑えることができますし、CVを高めることにも繋がります。

リスティングの運用を行う際は、ぜひ品質スコアを意識していってください。

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