商品を簡単に販売する方法【基礎編】

 
商品を売る方法【初級編】

ステーキを売るな!シズルを売れ!

これは、20世紀半ばにアメリカで大活躍した営業講師・コンサルタントであるエルマー・ホイラーという人が言った名言です。

この「ステーキを売るな!シズルを売れ!」というフレーズは、コピーライティングであったり、営業・販売にも非常によく使われます。

シズル(sizzle)とは、ステーキを焼く「ジュージュー」と言った音のことを言います。

どちらが美味しそう?

ちょっと想像してみてください。

スーパーの白い発砲のトレーに入れられているお肉と、
分厚い鉄板にお肉を載せてジュージュー焼いて、香ばしい良い匂いがしてくるお肉だったらどちらが美味しそうですか?

余程の天邪鬼な人以外は、たぶん後者だと思います(笑)

このように、最高に美味しそうな状態を見込み客に想像させることで、販売に繋がるっていうのがこのテクニックです。

情報+シズルを売るということがベスト

もちろん商品を販売する場合は、シズルだけじゃなく商品情報も必要です。

いくら良い肉だって、良い肉だと言わなければ普通の肉なんです。
見ただけで分かったり、食べたらわかるなんてのは、極まれですからね。

もの凄い良い肉であればA5のシャトーブリアンだとか、牝牛だから凄い柔らかいとか・・・そういう情報が、必要となります。

商品の情報を、見込み客の頭で理解してもらいます。
そしてシズルを使って、商品を使う想像を安易にさせることが有効的ということです。

応用

もしあなたが、カメラを販売したいとしたら・・・

200倍ズームだとか、シャッタースピード、自動フォーカスなどカメラってすごいたくさんセールスポイントがありますよね?

でも今回はシズルの説明。
商品の情報だけを伝えるのでは足りないということを理解していただいていると思います。

例えばこんな感じです。

情報+シズル 例

自動で被写体のフォーカス調整してくれるから、このカメラは動いている人物や物を撮影するのにおススメですよ。
運動会のリレーで100M先のお孫さんが一所懸命走るカッコイイ姿がバッチリ撮影できますよ。
と言ったほうが、見込み客にとって想像しやすいですよね?

このように、情報と想像をまとめることが、販売の近道なんです。

これは、オフラインであったりインターネットであったり販売・営業ならどんな場面でも使えるテクニックなので覚えておいてはいかがでしょうか?

まとめ

商品自体よりも、
商品自体がどんなものを与えてくるのか?
商品自体がどうなるのか?

を理解しておくと、シズルを発見できますよ。

一度、あなたの商品のシズルを考えてみてはいかがでしょうか?

コメントを残す




CAPTCHA