ビジネスって、やみくもに考えても上手くいかないことがほとんどですよね?
そんなときは、フレームワークに沿って考えを整理しましょう。
すると、どこが駄目だったのか、はっきりとわかるようになります。
今回は、オススメできるフレームワークのひとつ、SWOT分析を紹介します。
SWOT分析は多くの場面で役立つので、覚えておいて損はないですよ!
SWOT分析って何?
SWOT分析とはなんなのでしょうか?
SWOTとは、
S:Strength(強み)
W:Weakness(弱み)
O:Opportunity(機会)
T:Threat(脅威)のことです。
強みと弱みは自社の現状です。
企業努力で動かすことのできる内部要因となっています。
対して、機会と脅威は周囲の影響のことですね。
自社の帰郷努力のみでは、どうしようもできない外部要因となっています。
これらを分析して、自社のビジネスに活かすのがSWOT分析です。
SWOT分析のやり方
単純に思いついた項目を書いていくだけでは、情報が偏ってしまいます。
最初は他のフレームワークも用いて項目を記入していくといいです。
項目を記入する際には、まず、機会と脅威の外部要因から書いていってください。
この外部要因を先に記入することによって、自社の影響がよりわかりやすくなります。
その後で、外部要因と内部要因を組み合わせて、戦略を抽出していきます。
クロスSWOT分析
実際に戦略を導きだすには、クロスSWOT分析がおすすめです。
より良く理解できるよう、それぞれの施策に例として問いを付けてあります。
強み×機会
導きだした自社の強みをもとに、機会を最大限に活かす施策を検討します。
自社の優位性を確かめるために、積極的な戦略を採用していってください。
強み×脅威
自社の強みをもとに、脅威を避けるための施策を導きだします。
脅威を味方にして、競合他社との差別化を行っていってください。
弱み×機会
自社の弱みをもとに、機会を得る方法を検討します。
弱みを理解した上で、新規参入をするのか、参入はせずに様子を見るのかを判断してください。
弱み×脅威
本来マイナスである弱みと脅威が重なって、最悪の結果を生み出さないように、避けることを検討します。
防衛するのか、撤退するのかを上手く判断してください。
ここで間違えると、大きく損をすることとなってしまいます。注意が必要ですね。
まとめ
いかがでしたか?
SWOT分析について理解が深まったでしょうか?
SWOT分析は、来年度予算を決めるときや現状分析に使うことができます。
考えあぐねて答えが出なくなってしまったときは、ぜひ活用してみてください。