ここ名古屋だけでなく、東京でも人気のラーメン店はなび。
どの店舗でも、行列をつくり何十分も並ぶほどです。
先週、仕事で三重県の桑名市に行ったとき、はなびに行きました。
こんな裏道のマイナーな場所にあるなら、そんな混んでないだろうと思っていました。
そんなボクの予想を見事に裏切って、かなりの人・人・人。
お店の外に15人ほどは並んでいます。
混ぜそばよりラーメン派なボクですが、毎日、毎日ラーメンを食べていると
たまには、まぜそばも食べたくなります。
しかし、並ぶのって本当は嫌なんですよね。
ラーメンは大好きなのに、ラーメンごときに並びたくないというプライドもあるわけです(笑)
しかし、近くのお好み焼き屋さんは、営業してないし仕方ないから並ぶことにしました。
30分~40分ほどして、やっと店内にはいり、食券をかってまた並ぶ。
暑い外でずっと待っていたので、外に比べればまだ快適です。
ですが……
食べ終わったのにスマホをチェックしてるカップルに対して苛立ちを覚えました。
『食べ終わったならはやくそこをどけ!』
そんな風にイライラしていたら、いつの間にか別のカウンターがあきました(笑)
ボクが頼んだのは、台湾まぜそば。
まぜそば派じゃないボクでも、そこそこ辛くニンニクが効いてうまい。
あっという間に食べ上げ、ご飯をもらい台湾ごはんを食べる。
汗だくでしたが、お腹いっぱい。
満足でフィニッシュです!
でも何故、はなびが、こんな流行ってるんでしょう?
『おいしいから!!』ってもちろんそうなんですが・・・
はなびは、カウンターの席数をかなり減らし、あえてお店をコンパクトにしています。
何故でしょう?
答えは簡単です。
行列を作りたいからです。
ニーズとウォンツ
お腹が空いた状態で食べたら何を食べてもおいしく感じることってありますよね。
また、並んだ後の方が、欲求が強くなっているので「おいしい」と感じやすくなります。
そして「自分のお店選びに間違いは無かった!」
「そして、自分が選んだお店だからうまい!!」と思いやすくなります。
ディズニーランドにでも、並ばずスイスイ乗り物に乗れたら、満足度が低くなってしまうかもしれません。
おいしく感じる人が多ければ、飲食店は、口コミで一気に話題になります。
もちろん、単純にリピーターも増えます。
社会的証明
社会的証明って言葉知ってますか?
社会的証明は、影響力をあたえるにはとても重要だと言われています。
「行列が出来ているってことは、絶対おいしいからだ。」
「いつもあのお店、並んでるな。」
「絶対人気あるよな~人気あるってことは、うまいよなッ。」
ってことなんです。
ひとけと書いて人気。
人の気配が多いところは人気があるということです。
人気店の本当の理由それは・・・
お客さんであるボク達がお店を流行らせてるってことですね。
人間は●●そうを買っている!
ラーメン店でいうなら、結論は「おいしそう!!!」って思わせなければ競合には勝てません。
店長がどんな良い人でも……
ライバル店が近くになくても……
チェーン店でも……
結局のところ、どれだけお客さんに「おいしそう!!」って思って貰えるかってことなんです。
あなたのビジネスでは?
飲食店では「おいしそう」に魅せることが大事。
では、あなたの商品・サービスは何をアピールしたらいいでしょうか?
その答えが解れば、PRの仕方が解ってきますよね?