Googleは本当にユーザーのことを考えて、とても活用しやすいツールなどを用意してくれています。
しかし、あまりにも新たな機能を持つツールを発表したり、どんどんアップデートなども行われるため、その中でイマイチ使い方が分からなかったりすることもありますよね(笑)
そしてそれに加えて、使い方が今までと違い違和感を感じざるを得ない時もあることが現実です。
そこで今回は、Googleのツールの中でも「ユニーバサルアナリティクス」という、Googleアナリティクス上の変化について解説していきたいと思います。
1.ユニーバサルアナリティクスとは
2014年の春にユニーバサルアナリティクスはリリースされていますが、これはどういった機能を持っているのでしょうか。
基本的にはそれまでのアナリティクスと変化はないのですが、その中でも仕様が変わったものもあります。
アップグレードを行うことで、それまでのGoogleアナリティクスでは計測できなかったことが計測できたり、難しかった設定が簡単にできるようになったりしてバージョンアップしています。
ですが、それは勝手に変更が行われるのではありません。
それらを利用するには、しっかりと移行作業を行わなければなりません。
もちろん、自動で移行してくれるわけではないため、計測を今後も続けるサイトに関しては必ず行うことをお勧めします。
2.ユニバーサルアナリティクスの新機能
ユニバーサルアナリティクスになったことで、新たに変化した機能や追加された物があります。
それは大き分けて3つ存在します。
- アナリティクス設定
- クロスドメイン集計
- クロスデバイス計測
それではこれをひとつずつ見ていきましょう。
2-1.アナリティクス設定
ユニバーサルアナリティクスに変更したことにより、以前はトラッキングコードを操作しないといけませんでした。
しかし新たな機能では、これを管理画面上で行えるようになりました。
2-2.クロスドメイン集計
コーポレートサイト、サービスサイト、自社メディアなど一つの会社で複数サイトを運営している場合も多いでしょう。
今までは複数のドメインは新たにアナリティクスアカウントにて登録しないといけなかったのですが、ひとつのアカウントを活用すれば、複数ドメインの計測ができるようになりました。
2-3.クロスデバイス計測
会員サイトなどのログイン機能を持つサイトの場合になりますが、PCとスマホといった異なるデバイスの間を挟んでの計測が可能になりました。
3.設定する際の注意点
まず、今までのGoogleアナリティクスのサポートは、2016年春に終了しています。
もしGoogleアナリティクスを使用していて、ここ数年はサイト上のトラッキングコードを変更していないという場合は、トラッキングコードの確認をしておきましょう。
トラッキングコード内に新たなGoogleアナリティクスのコードの記載がない場合は、ユニバーサルアナリティクスの仕様に変更がされていません。
まとめ
新たな機能が追加されたりと、何かと使いにくさを感じる部分はあるかもしれません。
しかし、Googleは常にユーザーの事を考えて変化していっています。
しっかりと新たな設定にも対応をしていけるようにしていきましょう。