PDCAサイクルはネット上に限らず、ビジネスの現場でもよく耳にする言葉ですよね?
聞いたことがある人も多いかと思います。
PDCAサイクルとは、業務を改善するために大切な4つのプロセスのことです。
D:Do(実行)
C:Check(評価・検証)
A:Action(改善)
上記の4つが繰り返し回り続けることが理想的です。
KPIとKGIとは?
PDCAサイクルの概念を学ぶ前に、KPIとKGIを理解している必要があります。
KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、重要業績評価指標とも言います。
ホームページのアクセス数や直帰率など、数値化できる指標を指します。
対してKGIとは、Key Goal Indicatorの略で、重要目標達成指標とも言います。
ホームページには、何らかの目標があるものです。
その目標達成のうち数値化できるものを指します。
問い合わせ20件、商品購入7件など、KGIを決められれば、現状の問い合わせ数とアクセス数を照らし合わせることで、KPIを求めることがで来ます。
PDCAサイクルの4つの意味とは?
P:Plan(仮説・計画)
まず、業務の準備をするために、仮説や計画を立てます。
ここで、先ほどのKPIやKGIの数値設定が重要になってきます。
D:Do(実行)
Pで立てた計画を元に実行します。
このとき、定期的に結果を記録し、進捗状況をチェックすることも大切です。
C:Check(評価・検証)
ここで、目標が達成できているかチェックします。
この際にもKPIで設定した数値が必要になります。
目標が達成できている場合は良いのですが、「達成できていない」「数値が高すぎる」など目標から大きく離れている場合は注意が必要です。
最初に立てた仮説が問題ないものか確かめてみてください。
A:Action(改善)
改善が終わると、再びP:Plan(仮説・計画)に戻ります。
ですので、ここの段階で次の計画を意識しておきましょう。
問題点の改善を入念に行い、PDCAサイクルを円滑にしてください。
PDCAサイクルを上手く回すには?
PDCAサイクルを上手く回して、螺旋階段のように「Spiral up(スパイラルアップ)」を目指しましょう。
そのためには、以下のことが大切です。
ホームページの目的を明確にする
目的などを細かく決めておくと、方向性がわかりやすくなります。
P:Plan(仮説・計画)の段階で、きちんと定めておくことをおすすめします。
結果をまとめる
目的や目標をレポートに記すことはもちろん、進捗状況や結果においても、レボートにまとめておきましょう。
それを怠るとPDCAサイクルがきちんと回っているのかわからなくなってしまいます。
結果が良かった場合も悪かった場合も仮説や改善方法をどうしたのか、記述しておく必要があるのです。
まとめ
いかがでしたか?
PDCAサイクルの仕組みがわかって頂けたでしょうか?
PDCAサイクルは難しいものです。特にC:Check(評価・検証)とA:Action(改善)は簡単に省けてしまうため、行っていない企業もあるのではないでしょうか?
まずは小さいサイクルを回すことから始めると長続きしますよ。