よくある経営者や、販売員の間違いがあります。
それは商品・サービスが良ければ売れると思っていること。
商品が良ければ売れるわけじゃないんじゃないです。
商品自体に思入れがあり販売をしている会社に多いことですが、そこをはき違えてしまっているケースが多くあります。
売る側と買う側の温度差
この商品は絶対良いものだ!
このサービスは本当に良いものだ!!
なんて売る側がどれだけ言ったって、お客さんがそう思うのかどうかは別の話。
極端な話、売れる商品のほうがお客さんにとって良い商品なんです。
結局、良い商品=売れる商品じゃないってこと。
こうやって言うと、なんか粗悪なものを売れってこと?って勘違いする人がたまにいます。
しかしそうではなく、自信を持っておススメでき、尚且つ売れる商品がベストだということです。
具体例
例えば日清食品のカップヌードルは、カップ麺で世界ナンバーワンの売上です。
何杯で計算したらカップラーメンだけでなく、あわゆるラーメンの中のトップなわけです。
でも果たして、世界で一番うまいラーメンなんでしょうか?
別にまずいって言ってるわけじゃないですからね!
誤解しないでください。僕はカレーヌードルが大好きですから(笑)
また世界で一番売れている外食フードビジネスは、マクドナルドです。
先進国だけでなく、発展途上国にもたくさん店舗もあり、世界中の人から愛されています。
でも、マクドナルドは世界一番うまい外食なんでしょうか?
僕はもう2年くらい行っていませんが、あのジャンクな感じとか大好物です(笑)
でも一番好きな食べ物は?と訊かれて「マクドナルドです!」っていう人はそんなに多くないはずです。
コカ・コーラもそうですよね。
世界一うまい飲み物なんでしょうか?
ペプシのとの違いをあつく語ってくれる人もいますが、そこまでの差があるのでしょうか?
まとめ
ちょっとしつこく言ってしまいましたが、「うまい」を売る外食産業ですら売上と商品のクオリティは比例しません。
商品のクオリティと、売上というのは必ずしも一致しないということがお分かりになられたと思います。
結局のところマーケットにあった商品を売ることが、売上アップへの最大の近道となるわけです。
そしてマーケットに広めるのが、マーケティングのチカラなわけです。