数年前、マクドナルドに行ったときのこと。
重いガラスのドアを開けると、また重いガラスのドアがありました。
そんなドアを引いて店舗に入ろうとした時……
たまたま、食べ終わったであろう女子大生っぽい2人組が外へ出ようとしていたので、「どうぞ!」と言ってドアを支えて開けておいたんです。
その女性2人は、とびっきりの笑顔で「ありがとう~」って言って外へ歩いていきました。
なんか良いことをした気分でした(笑)
このころ僕は、こういう偽善が大好きだったんです。
面倒だと思いながらも、落とし物を届けたり、募金をしたりして「俺って偽善者~」って遊びをしていたんです(笑)
なんとも我ながら変な奴でした……
マクドナルドのレジにて
レジ前で、立ち止まりメニュー表を見上げるも、なんだかメニューがわかりずらい……
結局、大好物のフィレオフィッシュセットを頼むんで、席について待ってました。
周りを見渡すと、周りは小学生ばかり。
ほとんどが任天堂DSをやっていました。
靴を履いたままで、椅子に立つ子。
「うわー!!!」とかわかりやすく叫ぶ子。
ポテトを友達に向かって投げて遊ぶ子。
子供が苦手だった僕は、その場所が絶えれなかった……
あれからもう数年、マクドナルドには行っていないんです。
マクドナルドは戦略を誤ったんだと、思うんですよね。
日本マクドナルドの最大の失敗「ターゲティング」
マクドナルドはカフェを目指したのにどうしてDS用のwifiを開放したのか?
これは、マーケティング的に考えると大失敗です。
マクドナルドのいうカフェというのは、小学生が塾帰りに、百円だけもって何かを買いずっとゲームしていることなんだろうか?
あのころ、スターバックスコーヒーがグイグイ売上を伸ばしていて、それに対抗するはずだったのに、なんでコンビニコーヒーに負けたのであろうか?
そもそも、日本マクドナルドは、誰に来店して欲しかったのだろうか?
そもそもカフェ化すら間違いだったようだと思いませんか?
ファストフード系のカフェは、モスバーガーがずっと昔からそのポジションをキープしていますよね。
また、本当にコーヒーが好きな人は、マクドナルドのコーヒーには満足できない。
なにで戦うつもりだったのか・・・
どこに勝算があったのか・・・
なんとも不思議極まりない戦略だったと思いませんか?
昔のマクドナルドとの違い
日本マクドナルドは無能だ。
いや……誤解しないでほしいんですけど、マクドナルド自体はこれまでずっとマーケティングがうまかったんですよね。
僕もかなり勉強させてもらったし、『やっぱ元がアメリカな企業は全然違うな~』っていう印象の方が強かったくらいです。
でも、ここ数年はイメージ広告も失敗しているし、クーポンも失敗。
腐敗鶏肉や、異物混入、残業費未払いなどさまざまな問題を抱え、ビジネスの根本がぶっ飛んでしまったかのようですよね。
まとめ
まぁ、色々思うことはありますが、やはり一番の間違いは、ターゲットの明確化でしょうね……
ビジネスで大事なのは、ターゲットを定めることだというを是非あなたも、理解してくださいね。
P.S
マクドナルドが何やらお得なセットを販売したようですね。
機会があれば、今度行ってみたいと思います(笑)
また強いマクドナルドが見たいものです……