ちょっと想像してみてください……
あなたは、今すごい好きな女性がいます。
あなたの目標は、彼女と付き合うことで、まだデートすらしたこともない状態です。
だとしたらあなたは、まず何をしますか?
相手の性格・あなたの性格にもよると思いますが
- 電話番号を交換する。
- LINEを交換する。
- ご飯に誘う。
- デートに誘う。
- 告白する。
などなど色々、選択肢があると思います。
最初が大事
選択肢はたくさんあるのですが、失敗したくない場合は、一番簡単なものからクリアして徐々にステップアップしていくのがベストです。
例えば、「この後、軽くお茶でも行かない?」のような簡単に相手がYESと言ってくれるようなことです。
その後、相手の趣味や好みをヒアリングし、今後のプランをたててあげるのがベターです。
そして、少しずつ小さいハードルを越えて行く練習をするわけです。
カフェ → ランチ → 映画 → ディナー
のようにステップを踏んでいくことが良いのです。
ポイントは焦らず数日に別けて課題をクリアしていくこと。
そして徐々にステップアップしていくこと。
いきなり付き合うという高いハードルを相手に見せるより、小さいハードルを飛び越えていく方が自然ですし簡単なわけです。
多段階要求法
これを心理学では多段階要求法といいます。
これは恋愛ではかなり使える方法だと有名です。
このように、あなたの最終目標が彼女と付き合うことだとしても、
最初のステップはなるべく相手に受け入れられやすいものを提案することが大事です。
そして、これはビジネスの世界でも同じです。
- ○○を買ってください!
- ○○ってサービス興味ないですか?
- ○○って商品を紹介したいのですが……
なんて、いきなり営業していたら断られることが多く、営業マンも心身ともに疲れてしまいます。
せっかく良い商品・サービスを提供しているのに、これではもったいないです。
でも一方で、これまで何度も取引をしている相手であればお互い知らない仲ではないので、きちんと商品・サービスのことを話し合うことができます。
また、断られたとしても断る理由を確認したり、違う商品・サービスをアプローチしたり、さまざまな形で今後につなげれるわけです。
このように、まずはハードルの低い簡単な取引から、はじめるようにしてみたら営業のストレスが減り、もっと楽に売れると思います。
まとめ
相手にまず、話を聞いてもらう。
ご飯をおごるからと、食事に誘う。
などなど、相手が飛び越えやすいハードルを徐々に用意していく感覚が重要なわけです。