ピタゴラス「物事の根源は数である」

 
ピタゴラスの理論をビジネスに応用しよう
時は古代ギリシャ。
ピタゴラスは「アルケーは数である」と言いました。
アルケーとは、物事の根源のことです。

すなわちピタゴラスは、すべてものは「数」から出来ていると考えたわけです。

一方で最古の哲学者と言われるタレスは、「万物の根源は水」と言いました。
正直な話、タレスの言う「万物の根源は水である」の方がなんだかしっくりきますよね?

だってこのピタゴラスのいう「物事の根源は数である」という説のたとえ話が僕は、納得がいってないんですよ(笑)

ピタゴラスが言ったとされる例え話がこれです。
男は3、女は2、その和5が結婚を象徴する
意味わかりますか?僕にはなんだか難しくてよくわかりません。

男は3、女は2ってなんの数字なんでしょうか?MPやHPのような感じなんでしょうか?
これらの足した5が、結婚を象徴するってなんのこっちゃですよね・・・

これは考えても考えてもよく意味がわかりませんでした(笑)

ですからタレスの言う、すべてのものは「水」から出来ているっていう方が説得力を感じてしまいますよね?

たしかに、万物として考えたら「水」だったのかもしれません。

ですが、それでも僕たちビジネスに携わる人間にとっては「水」より「数」の方がある意味では、正しいと言えます。

ビジネスは「数」である

それはビジネスには、すべて「数」があるからです。
お金はもちろん、来客数、社員数、顧客数、成約率などすべて数字で把握できます。

また商品には重さ、サイズがありますし、空間には大きさ、温度、湿度、そして時間などもそうです。
この数字を使いこなすだけで、アイデアもたくさん生まれてきますよね?

このようにビジネスは「数」で出来ているわけです。
そもそもお金というもの自体が、価値を具現化したものですからね。

もちろんどこまでをビジネスと定義するかで違いますが、心理学や経済行動学などもやはり「数」を使い実験や、証明をしているわけですし人間関係も数字化できるということになります。

あなたのビジネスで大事なものそれは何ですか?

それを数字にして、理解してみると何か見えてくるかも知れませんよ。

もしあなたが、
会社の売上を上げたい。
会社の利益を増やしたい。
会社のコストを削減したい。
って思うなら、数字を把握してみるってことが近道になることでしょう。

そして求めている数字は簡単な算数によって導くことができます。

例えば売上なら
売上=客数×客単価×購入頻度
という感じです。

このようにどの数字が増えているか?
どの数字が減っているか?
をチェックするとわかりやすいですよね。

まとめ

このブログの読者は社長業や、それに準ずる経営側の人が多いと思います。

ですからある意味では、このピタゴラスの「アルケーは数である」と考えてみても良いのではないでしょうか?

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