「ホームページを良くしたいけど、どこを直したらいいのかわからない……」
そんなことってありますよね?
そんな時はA/Bテストを使うことで、さまざまなデータが得られ、ホームページを改善していくことができます。
今回は、A/Bテストを行う上で、必要となるポイントを紹介します。
やり方がよくわからない人の参考になれば幸いです。
A/Bテストって何?
まず、A/Bテストとは何か、説明していきましょう。
A/Bテストとは、ホームページの一部を変えたパターンを2つ用意して、どちらが求めた効果が高いのかを比較検証するためのものです。
求める効果とは、ユーザビリティの向上やコンテンツの最適化などですね。
例えば、バナーの色を変えることによって、コンバージョン率がアップしたなど、具体的なデータを得ることができます。
これは、そのページのみならず、他のページの改善にも繋がります。
ただ、3つの注意点があります。
- 比較する対象を明確にしておくこと
- テストは繰り返し行い、そのときどきに最適なホームページを作ること
- ユーザーが何を考えているのか、仮説を立てること
単純にデータを集めればいいというわけではないんですね。
A/Bテストを行うポイント
ポイント1:最初にどのページからテストするか
A/Bテストは、一度にすべてのページをテストするのではなく、ひとつひとつテストしていくほうが上手くいきます。
最初は、成果に繋がるページからテストしてください。
エントリーフォームなどが良いですね。
ポイント2:ユーザーの条件を近づける
訪問してくるユーザーは、検索エンジンだったり、広告からだったりします。
この両者は知りたい内容や望んでいるものが異なっている場合があります。
ですので、なるべく同じ条件のユーザーを対象にしてテストするとより正確な結果が得られます。
ポイント3:テスト内容
A/Bテストの主な内容は4つあります。
要素の有無
エントリーフォームの入力欄などです。
例えば、ひとつ目では「名前」「住所」「職業」の入力欄を作り、1つ目では「名前」「住所」だけにします。
すると「職業」の要素の有無についてテストを行うことができます。
デザイン
色などのデザインですね。
バナーを赤と青とを用意して、どちらがコンバージョン率が良かったかをテストします。
テキスト
テキストやキャッチコピーなどをテストします。
例えば、お問い合わせフォームのテキストを2種類用意して、どちらが相談数が多いかをテストできます。
よりユーザーへ刺さりやすいテキストがわかるようになります。
レイアウト
どこにどの要素を置けば、より成果が得やすいのかテストします。
例えば、商品を紹介するバナーをトップに設置するパターンと、一番下に設置するパターンを作ります。
まとめ
いかがでしたか?
A/Bテストについて理解が深まりましたか?
A/Bテストは何度も繰り返し行うことが大切です。
そうすることで、少しずつホームページは改善していきます。
成果の出るホームページを目指して、頑張ってください。