amazonで買い物をしていると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」ってよく見ますよね?
WEBマーケティング的には当たり前の戦術となった、この関連商品を商品ページに掲示するという方法・・・
実はこれは単純に商品を紹介してるだけじゃなく、いろいろな効果があるんですよね。
今回はそんな3つの意味をシェアしたいと思います。
この意味を理解すると、あなたのビジネスにも活かせるものがあると思いますし、ちょっと買い物の仕方が変わるかも知れません(笑)
1.ライバル商品を紹介し、比較させる
最近僕はずっと本棚を探しているんです。
あんまり買い替えるものじゃないし、急いでいないのでゆっくり探しています。
本棚をいろんなamazonで探すと大体の場合、ほかの本棚やシェルフなど違う選択肢が表示されます。
これで迷ってしまうことがあるんですよね(笑)
でも、これ凄い良いことなんです!
心理学でいうダブルバインド効果と言って、これか?もしくはこれを購入するって2つか3つぐらいの選択肢になると、もうその時には買わないという判断がどこかへ飛んで行ってしまうんですよね。
僕は買い物に慎重派ですし、この原理を知っているので「これか、あれか、買わないか」って感じになってしまいますが、それでも比べる商品があるというのは大きいですよね?
商品が良いと判断するのには、やはり相対性で比べて貰うのは効果的ですからね。
安さに惹かれる人、品質にこだわる人、ディテールにこだわる人など色んな人がいますから、比べて納得してもらうっていうのは良い方法なんです。
暗示させる
例えば、僕は最近SIMフリーのスマートフォンをamazonで検索することが多いんです。
すると、そのスマートフォン用のゴリラガラスフィルムであったり、手帳型のカバーであったりバンパーであったりが表示されます。
これは今すぐじゃなくても、いずれ買う可能性があるものですから表示されているのかもしれません。
ただ、もっともっと意味があるんです!
それが暗示です。
ちょっと催眠術みたいで気持ち悪い言葉ですが・・・(笑)
スマートフォンの機能であったりデザインを画面で見ているだけよりも、カバーやガラスフィルムも紹介されたほうが買う可能性があがるんです。
意味わからないですよね(笑)
自分が使いそうな付属品などを見ることによって、自分が購入した後を想像できるということなんです。
カバーを付けて自分が持っている姿や、カバンからスマホを取り出す風景、落としてしまった時の状況などを想像しやすくなるってことです。
見込み客が商品を購入したあとのことをリアルに想像させるというのは、商品情報やレビューよりもかなり強いわけです。
買い忘れの商品を促す
これは読んで字のごとくです(笑)
先日、ジーンズをネットで買ったんですが、ベルトが関連商品に出てきました。
ああそういえば最近ベルト買ってないな・・・
安くなってるし、1本買おう!って感じで買ってしまったんです。
今思うと特にいらなかったような気がするんですが、その時は「ああ、忘れてた!」的なノリでした(笑)
まとめ
まったく違う分野のビジネスでも、この「狙い」のポイントをつかむことで大きな失敗はしないはずです。
比較であったり暗示であったり、ついでにこの商品もってセールスするのは営業の成功法則でもありますよね?
オフラインでもオンラインでも使えますので、意識してみてくださいね。