「KGI」「KPI」という言葉をきいたことがありますか?
ビジネスにおいて目標を決める上で、欠かすことのできない概念のことです。
ですが、両者は似ていて、混同する方が多いんですよね……
きちんと区別しておきましょう。
今回は、そんなKGIとKPIの基本と、使い分け方を紹介します。
KGIとKPIがはっきりすると、メンバーの中で意思疎通が取りやすくなります。
公平な評価を行うこともできるようになるので、ぜひとも活用してくださいね。
KGIとは?
まず、KGIについて説明していきます。
KGIとは、「Key Goal Indicator(キーゴールインジゲーター)」の略で、目標達成を計測する指標のことです。
KGIでは、時期と具体的な数値を決め、誰でも同じように判断できるようにしておきます。
たとえば、3ヶ月以内に売り上げを1000万円にするだとか、1年でSNS流入を3倍にするだとかいったことです。
単純に、「売り上げを上げる」とかいった、曖昧な目標ではいけないんですね。
KPIとは?
次にKPIについて説明します。
KPIとは、「Key Performance Indicator(キーパフォーマンスインジゲーター)」の略で、目標に対して、過程を達成できているか、計測する指標のことです。
KPIでも具体的な数値が必要となります。
KGIが結果を計測し、KPIは過程を見ていきます。
KGI・KPIを設定する際に
KPIは目標を達成するための手段です。
そのため、臨機応変に設定する必要があります。
複数のKPIを平行させることもあれば、進捗状況によって、KPIを変えたりする場合もあります。
ここでは、webサイトの場合のKGI・KPIを見ていきます。
ウェブページの指標である、PVやセッション、CVの増減などをチェックしながら、下がったときはどうするのか、上がったときはどのように対処するのか、判断しつつ設定したゴールを目指します。
ゴールを目指す際に、KPIは適切かというのをその都度、議論していきます。
あくまで指標であるため、修正することもあるでしょう。
そのため、マーケティング担当者は、市場調査を徹底的にすることが求められます。
目的をそのままで行くのか、軌道修正していくのかをきちんと吟味していってください。
まとめ
いかがでしたか?
KGIとKPIについて理解が深まったでしょうか。
KGIとKPI、両方の達成のために、数値を明確に決め、厳しく計測するようにしてください。
しっかり守れば、目標に達し、状況改善を図ることができるでしょう。