ここ数年、web業界やIT業界で注目されている用語があります。
それは「ビッグデータ」です。
しかし、実際のところ「ビッグデータって何?」といった疑問を持っている方も多いはずです。
そこで今回はビッグデータについて基本的なことについて解説していきます。
1.ビッグデータをそのまま訳すと
ビッグデータをそのままに訳すと「巨大なデータ」とされます。
文字通り、たくさんの巨大なデータを集めたもののことを指していると言えるでしょう。
しかしこれだけではイマイチ分からないでしょう。
2.ビッグデータを埋める要素たち
ビッグデータは色々なデータを一つにまとめる事ができる、とても大きなクラウドと表現しても良いでしょう。
つまり、ビッグデータを占めるために複数の要素から集めていることが分かります。
その要素は幾つかあります。
2-1.ソーシャルメディアデータ
SNSなどから集めた顧客の情報などを集めたものです。
プロフィール情報や、Twitterのつぶやき等、様々あります。
2-2.マルチメディアデータ
マルチメディアデータとは、web上で展開された動画や音声などを指します。
2-3.センサーデータ
センサーデータは、ご存知の方も多いGPSデータなどの、位置や情報履歴などを把握するデータの事を指します。
2-4.webサイトデータ
webサイトデータは、文字通りブログやウェブサイト全般においてのデータです。
例えばECサイトなどの購入履歴などを残す事も、ここに繋がります。
2-5.オフィスデータ
文字通りといっても良いかもしれません。
オフィスのパソコンなどで使われたデータや、作成されたデータなどを指します。
3.大量のデータをひとまとめに出来る時代
これらの大量のデータを蓄積する事ができるものがビッグデータです。
通常今まではそれぞれの顧客のデータや、オフィスのデータなどをそれぞれ別で蓄積していました。
しかし、これからの時代は、そのようなデータをひとまとめに蓄積する事が出来る時代になってきました。
そしてそのデータたちをまとめるだけでなく、その蓄積したデータを活用する事ができるようになってきます。
例えば今まで蓄積したデータを生かして、未来を予想することだってできるんです。
異変の予測したり、ニーズに応えたものを提供できたりと、とても魅力的な方向へ活用する事ができるのです。
まとめ
まだまだビッグデータは出てきたばかりの新しい用語・手法です。
分からない事もあれば、理解しきれない部分もあります。
それと同時にこれからも進化し続けるものでもあるでしょう。
ビッグデータを活用しつつ、これからも進化をしていく姿を見て見極めていきましょう。