今日、久しぶりにお休みでした。
昼まで寝ようと思っていたのですが、起きてしまい午前中に本屋さんに行ったんです。
無事、お目当ての本を買えたので、昼ご飯を食べてから自宅で読書をしていました。
ビジネス書では無いのですが、なかなか面白い本で、ビジネスのアイデアになりそうだな~と結構真剣に読んでました。
すると「ピンポーン!ピンポーン!」とインターホンが鳴りました。
「ゆったりとした読書の時間を邪魔するなよ~!」
っと、居留守を使ってやろうと思いましたが、せっかくなんで読書を中断してインターホンの受話器をとって対応しました。
「お忙しいところすみません!」
彼は「お忙しいところすみません!わたくし○○のリフォームの○○という会社から来ました○○です。~~」と続きました。
まあ、飛び込み営業型セールスでは、こんなトーク始まりが当たり前のようになっています。
でも、この「お忙しいところすみません」ってのは、言わない方がいいです。
っていうのも、お客さんに対しこれからお話しをしようという人間が、「お忙しいところすみません!」って自ら言ってしまったらどうですか?
実際は忙しくない人でも「ごめん今、忙しいから・・・」と断る理由を作ってあげていることになります。
よく吉本新喜劇でもありますよね?
「邪魔すんで~」「邪魔するなら帰って!」って(笑)
もちろん、押し売りや心理テクニックを駆使した悪質な営業法は勧めませんし認めません。
ですから、お客さんの方から断る機会を意図的に与えなくてはいけません。
でもやはり、自らお客さんに断る理由を用意し、アンカリングをしてしまうのは、営業的にはナンセンスなわけです。
だって、どうせ断られるとしても、お客さんが断る本当に「理由」を知れたほうが良いからです。
「担当が変わったんでご挨拶に」
「お忙しいところすみません!わたくし○○のリフォームの○○という会社から来ました○○です。担当が変わったんでご挨拶に~~」
会社の営業担当が変わったなんて、お客さん側からしたら知ったことではありません(笑)
ましてや聞いたこともない会社、取引したこともない会社だったら尚更ですよね。
また、よく知っている会社だとしても、担当が変わったというなら電話やDMで予め報告してくれればよいし、できれば引継ぎの際に言うべきでしょう。
実際に多くの営業マンは、何か決まり文句のように、「担当が変わったんでご挨拶に伺いました!」って言っています。
担当が変わるのは、営業側の話で、お客さん側の都合じゃありませんからね。
それを正当な理由っぽく話すことは、信頼を失うと言っても過言ではありません。
お客さんは極端な話こう思っているでしょう
「知らんがな!!」と(笑)
まとめ
言うべきこと、言ってはいけないことって結構たくさんあります。
もちろん、どうな戦術やテクニックを使いこなしたって、売れないものは売れません。
飛び込み営業で売りにくい商品なら、どんなことをしても結局断られることになってしまうんです。
それでも自ら売れなくするフレーズを使うのは、残念だと思いませんか?
これはBtoCであろうが、BtoBであろうが同じです。
もし数打てば当たる!って考え方なら、少しでもパーセンテージを底上げしたほうがよくないですか?