『1.618…』
この数字なにかわかりますか?
ヒント1
これは、トランプのカードや名刺、そしてipodに利用されている数字です。
ヒント2
これは、デザインをするときなどに使う数字です。
ヒント3
モナリザやミロのヴィーナスなど伝説になるくらいのヒット商品に使われています。
・
・
・
1.168……の答え
この数字とは、黄金長方形と言われるもので長方形の縦横の比率が近似値1:1.618…です。
例えばクレジットカード、テレホンカード、預金通帳、手帳、たばこなど様々なものがこの黄金長方形だとされています。
ここ最近でも故スティーブジョブス率いるアップルの製品は、この黄金比を利用したものが多いです。
Ipodやリンゴのマークもそうです。また、ペプシ、ツイッターなど多くの一流企業はこの黄金比に従ってロゴを制作しています。
自社製品や、ロゴをデザインするときもぜひ参考にしてみてくださいね。
でも……
この黄金比って昔から知っている人が多いのですが、意識して利用した人があまりいないのが現実です。
僕の知っているデザイナーさんでも、美術系大学生の時にこの黄金長方形のことを習ったらしいのですが、実際には一度も利用したことがないそうです。
なんかもったいないし、残念な感じがしますよね……
知ってると行動してるとは違う
このように知識があると、行動してるって違いますよね。
我々、経営者は商品のことや自分のビジネスに関することなら、知識はありますよね?
とくに、このブログを読んでくれているような、勉強熱心で優秀な方なら「あ~その情報知ってる!」「誰かも言ってたな~」とか思うこともあるんじゃないでしょうか?
実際、僕自身もずっとそんな感じでした。
マーケティングやビジネス戦略関係の書籍やセミナーで「この本もこのことを言ってるんだな~」とか「あ~これ知ってる話だわ~」って感じで新たな発見が少なくなりモチベーションが下がった時期もありました。
でも、とあることをキッカケに、知識よりも行動が大事だということに気づきました。
気付かせてくれたのは、お客さん
そのお客さんは僕がコンサルタントとして入った会社の経営者でした。
戦略と戦術の違いだとか、まずはなんのために集客するか?など色々一緒に考えている間にかなり勉強をしてくれました。
そして彼は、毎日毎日メールをくれ、かなり本を読みつくしマーケティングのプロになっていました。
かなり熱くマーケティングを語り合えるくらいになっていました(笑)
しかし、売上は上がっていませんでした……
彼は、知識をつけることに楽しさを覚えてしまい、まだ行動をしていなかったわけです。
完璧にしてから行動しようとしていたら、いつになるかなんてできませんよね。
行動>知識
『行動>知識』です。
行動してみてそのあと必要な知識をつける。
すごいあたりまえの話ですが、案外「やった方がいいだろうな~」とか「やらなきゃな~」って思ってるだけで行動していない場合もあると思います。
あなたには、まだ行動していないことってありませんか?
『行動1.1618>知識1』
これがマーケティングの黄金比かも知れませんね(笑)