以前、このサイトで伊勢志摩の公式キャラクターが非公式になってしまった。
という記事を書きました。
あの伊勢志摩の公式キャラクターだった萌えキャラ「碧志摩メグ」。
このキャラはセクシー過ぎて地元の人達から批判を受けたということだったんです。
そして、今回また東海地方の岐阜県美濃加茂市がもっとセクシーなポスター作って批判を浴びています。
美濃加茂の今回の批判されたキャラクター
岐阜県美濃加茂市がアニメ「のうりん」とコラボして作成したポスターが注目を集めている。ポスターは美濃加茂市で行われる「みのかもまるっとスタンプラリー」イベントを告知したものだ。メインに配置されている画像は、ピンクのロングヘアーの女の子。襟もとが大きく開かれて露わになっている谷間、巨乳、ピンクに染まる胸元……頬は紅潮して、眉根はそっと寄せられている。
このポスターは11月上旬に公開され、駅前に掲出されていた。その告知ツイートが11月下旬に入って拡散され、「公的なポスターとしては不適切」「女性に対するセクハラでは」といった批判が寄せられた。http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20151201/E1448932351189.html
僕はアニメとかよくわからないんですが、これって結構・・・結構、成人向けな感じしますよね。
これを駅などのポスターとして貼ったらしいんですが、美濃加茂市ってチャレンジャーですね。
ここまでセクシーさを強調するのはやりすぎような気がします。
批判を受けるとなぜ思わなかったのか?が逆に不思議です。
狙いと効果
実は、企画というのは凄い落とし穴があるんです。
企画を考える立場が続くと、逆に何もわからなくなるってことがあるんです。
だいぶ前の話らしいのですが、アメリカのフォードという車メーカーの話。
そこで重役達が集まり重要な企画会議をしていました。
その重役たちは、半年後に発表する車の企画を練っていました。
キャッチコピーを一人が発表すると皆が「それがいい!」と万丈一致で決定しました。
そうして毎週毎週会議をしているうちに、車の発表が近づいてきました。
車メーカーにとって車の新発表は、社運をかけるものです。
彼らは、穴が開くほど企画書をみつめ、あ~だったらどうだ。こ~だったらどうだ。と企画を練ります。
そこで一人が言いました。
「もうそのキャッチコピーは新鮮味がない。」
「たしかに!」「なんかしっくりこなかったんだよな!」
彼らは、もうそのキャッチコピーを古く感じてしまったのです。
まだ、一度もお客さんの目に届いていないのにもかかわらず・・・
彼らは会議のたびに見ていますし、普段からこの車のことを考えていたのでしょう。
だから彼らは見慣れてしまい、何が正解かわからなくなってしまったってわけ。
まとめ
きっとフォードの彼らのように美濃加茂市のこの広告に携わった方も必死で考えて考え抜いた結果、やり過ぎってしまった・・・かもしれない(笑)