物販をやってる方は、棚卸ってやっていると思います。
商品の在庫と、在庫帳と照らし合わせてチェックするこの棚卸って商品や多くなればなるほど大変ですよね?
コンビニやドラッグストアなんかは、派遣会社や棚卸をしてくれる会社に頼んだりしていますよね。
でも、セキュリティ上の問題もあります。
また、細かい違いなどがある専門的な商品の場合は「目利き」がいりますよね。
そういう場合は誰かに任せるなんて到底無理ですよね・・・
時間も、人件費も手間もかかってしまう・・・
それでも、棚卸という作業は必ず必要になりますよね?
大事な作業ですから仕方ありませんね。
さて、この棚卸という作業。
実は商品だけじゃなくて、社員やパートアルバイトのスタッフにも必要だって知っていましたか?
知識の棚卸
あなたの会社の社員が、どんな知識を持っているか?ということです。
- お客さんに関する知識
- 商品に関する知識
- ライバル社に関する知識
こんな知識の棚卸が必要なんです。
僕が、あるアパレル関係のコンサルをしていた時、商品に関することを質問することが多かったのですが、その店の店員さんより僕の方が詳しかったことがあったんです(笑)
信じられますか?店員さんや店長さんがあまり商品に対する知識がなかったんです。
それでは、販売するための説得力が足りませんよね?
やはり、ある程度の知識が店員さんは必要になるわけです。
モンクレールというダウンジャケットを販売しているお店が、実はこの高級なダウンジャケットがどこの国のダウンで、どんな羽毛を使っているか知らない。
ライバルのダウンジャケットと比べて何が優れていて、どんなお客さんにベストなのかもわからない・・・
こんなことが本当にあるわけです。
「凄い流行っているんです。
芸能人の誰々も着てるんですよ~」
なんて、接客方法で売ろうとするやり方には限界がありますし、お客さんはこの店にプロフェッショナルを感じませんよね?
そうならないためには、スタッフさん達がどの程度知識があるかを確認して、伸ばすところを伸ばす。
足りないところは、情報をシェアして調整しなければなりません。
スタッフの趣味・雑学の棚卸
また社員やパートアルバイトの人の仕事以外の知識を知る必要があります。
実は、仕事以外の知識というのは、会話をするのにはとても必要になりますからね。
趣味のゴルフだって、バトミントンだってなんだっていいんです。
車を改造する趣味だったり、漫画を読むことが趣味だったり色々あると思います。
どんな分野、どんなことに興味があるのか?
これにより、どんな分野に詳しいか、どんなことが得意なのか?っていうことがわかります。
ってことを本人に再確認されることが目的です。
お客さんとの会話にしても、得意な分野だと会話が弾みやすいですからね。
でも、最近の若手の方は、自分の得意な分野というのを理解しきれていないことが多いですから、本人に再確認をしてもらうわけです。
まとめ
物販の場合、説得力を持った話や楽しい世間話をするチカラも必要になりますよね?
でも、適当な話、間違った話だと、信用を失ってしまします。
情報をシェアして、調整していくという知識の棚卸が必要なわけです。