先日、ある飲食店に行きました。
初めて行ったお店だったんです。
そこに一緒に行った方は、何度も訪れたことがあると言っていました。
彼は、お酒(芋焼酎)を飲んでいました。
そのお店には、珍しい焼酎があるらしく、いろいろ教えてくれました。
焼酎は奥が深い
焼酎は、麦だ、蕎麦だ、芋だ、黒糖だとか色々あるんですね♪
そして、飲み方も・・・いろいろ勉強になりました。
まあ、僕は車だったし、普段からあまりお酒を飲む習慣はありません(笑)
ですから、そこではウーロン茶をひたすら頼んで飲んでいたんです。
でもやはり、焼酎の種類が多いということが売りの居酒屋的なお店だけに、ちょっと料理の味付けが濃くて喉が渇くんですよね・・・
だから、一緒に行った方と同じくらいのペースでウーロン茶のお替りをするという、ソフトドリンクにしてはかなりハイペースで飲んでいました。
握りを食べ終わり、「すみませ~ん、ウーロン茶をひとつください!」とウーロン茶を注文したんです。
すると、店主が「すみません!ウーロン茶が切れちゃって・・・」
っと言いながら空になったサントリーのウーロン茶の2Lのペットボトルを、こちらに見せてくれました……
なんだか冷めてしまいました(笑)
頭では理解してるんです。
僕たちが飲食店で400円くらいで飲んでいるウーロン茶は、ペットボトルから注いだものだって。
食べているものも、冷凍食品だったり、インスタントなものを使ってることがあることだって。
理解はしているんです。
でも、あまりそういうところを見たくないんですよね(笑)
だいたい、飲食店は場所代だったり人件費、光熱費、広告代などかなり他でコストがかかっているわけです。
ですから、そういう風に考えれば当たりまえのことなんですよね。
でも実際に、50円のコカ・コーラの180mlの小さい缶をプシュッと開けて、氷の入ったグラスに注いで「はい、400円」って目の前でやられたらなんか嫌じゃないですか?
これも、わかってはいるんです(笑)
わかってて喫茶店でコーラを頼んでるんですから問題ないんです。
でも、隠して欲しい。
あまり見せないで欲しいんですよね(笑)
大手は絶対見せない
大手の成功している飲食店はこのように、原価がまるわかりなことはしません。
極力、高いという感覚を感じさせたくないからです。
そして、原価という捉え方を避けたいからです。
また電子レンジで温めただけの冷食だったとしても、レンジの音は鳴らしませんし、レンジの存在を気付かせないようにしていますよね。
このように、お客さんのために、隠すべきことってあるんですよね?
まとめ
飲食店の経営じゃなくても、当たり前のことだからって、お客さんのイメージダウンになることを「サラ~」っとしちゃっていませんか?
業界の人や、ビジネスとして考えたら当たり前のことでも、お客さんにとって『冷める瞬間』ってものがあるかも知れません。
そんな『冷める瞬間』を極力減らすことが、リピーターの増加に繋がると思いませんか?