インターネットをしていると、広告をよく目にします。
最近では、ページに広告が馴染んでいて、思わずクリックしてしまうなんてこともありますよね。
インターネット広告は今、ネット上に急速に浸透してきてます。
では、どうして、インターネット広告は広まったのでしょうか?
今回は、インターネット広告の現状と広まった理由について紹介していきます。
インターネット広告の現状
インターネット広告がどれだけ成長したのかをデータで見ていきましょう。
電通がまとめた日本の「媒体別広告費」2016年版では、2015年のインターネット広告費の伸び率は前年比110%を超えています。
2015年 日本の広告費|媒体別広告費
http://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2015/media.html
2014年も前年比110%以上なんですよね。
この2年間、前年比110%以上だったのはインターネット広告費だけだということがわかります。
インターネット広告が急速に伸びた理由
インターネット広告が伸びていることはデータからわかりました。
でも、その理由は何なのでしょうか?
それは従来の広告にはないメリットがあるからです。
インターネット広告を語る上で外せない4つのメリットを紹介します。
1.ターゲットへの訴求力が強い
テレビや新聞などの広告は、目立つものが多いですよね。
そのような従来の広告は、不特定多数に向けたものがほとんどです。
いかに気づいてもらうかが勝負だったわけです。
しかし、インターネット広告では、特定のターゲットに広告を表示させることができます。
企業はキーワードを設定して出稿することができるため、「あるもの」を探している人へすぐに情報が届くようになりました。
2.場所の優劣が薄れてきた
昔は地元のお店でしか売っていないものがありました。
地方特有のおみやげなどがそうですね。
ほとんどの物がインターネットでも買えるようになりました。
インターネット広告を載せることによって、地域性の高い、もしくは専門性の高い商品でもネットで買えるようになったのです。
3.インターネット広告は初期費用が安い
従来の媒体の広告は、広告を出すときに、一定の金額がかかります。
効果があってもなくても、金額は同じです。
これが痛手となり、なかなか手が出しづらいですよね?
比べて、インターネット広告は、初期費用が安いために、抵抗なく始められます。
中でも、クリック課金型(PPC)の広告は、表示するだけではお金はかかりません。
クリックされて初めて、費用が必要となります。
その費用の上限を決めることもできるので、予算内に収めることが容易になるのです。
4.費用と効果の関係が目に見える
例えば新聞に広告を載せたとして、その効果がどのくらい得られたのか、数値で表すことはできませんよね?
一方、インターネット広告は、広告のクリック率(CTR)がわかります。
広告が表示された回数とクリックされた回数の割合がわかるのです。
1クリックあたりの平均価格もわかるので、より、効果の高い広告の出し方がわかるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
4つのメリットのおかげでインターネット広告が広まっているということがわかって頂けたでしょうか。
インターネット広告は初期費用も安い上に、誰でもすぐに出稿することができます。
ネット環境があれば良いので、他の媒体の広告より、ハードルが低いでしょう。
ただ・・・インターネット市場は、今後もぐんぐん伸びていきます。
ですから、今後は広告費がかなり高くなってしまうということも予想されます。
もし参入される予定があるなら、早い方が良いと思います。
この記事が、あなたの参入のきっかけとなれば、幸いです。