リスティング広告を運用していると、全てのキーワードがうまく稼働するわけではありません。
中にはなかなかCV(コンバージョン)に繋がらないキーワードもあります。
成果が全く出ない時もあります……
そして成果の出ないキーワードは部分一致キーワードであることが多いんです。
部分一致ですと、かなり広い範囲でキーワードを拾うため、関係のない検索キーワードで広告表示がされてしまう可能性があります。
そこで今回は、成果に繋がりにくい部分一致キーワードを、どう改善すればいいのかについて解説していきます。
1.検索クエリを確認する
最もてっとり早い方法です。
検索クエリはご存知でしょうか?
検索クエリとは、広告がクリックされたり表示される際にどのような検索キーワードで表示がされているのかを知ることができます。
確認をしてみると、「こんな検索キーワードで広告が表示されていたの?」といったものが多いです。
数があまりにも多いと面倒ではありますが、余計な費用を掛けずに済むため、しっかりと除外キーワードを設定しておくことをお勧めします。
2.入札単価を下げてみる
これは少し難しい施策なのですが、入札単価を下げてみることも一つの手です。
どういうことかと言うと、あまりにも入札単価を高く設定しておくと、その分、広告が上位表示される可能性は高くなります。
それによって、1クリックあたりのコストが少し高くなってしまう場合があります。
そのため、あえて入札単価を下げて順位も下げ、クリック単価を抑えるという手法も取ることはできます。
これは調整が簡単ではありませんが、順位が低い方がクリック率が上がったりすることもありますし、試してみる価値のあるものではあります。
3.部分一致から変更する
あまりにも広いキーワードで検索語句を拾ってしまうようでしたら、マッチタイプを変えることも一つの手です。
当然ですが、部分一致は広めに検索キーワードから拾います。
そのため、完全一致、フレーズ一致等に切り替えてみても良いはずです。
いきなり絞り込みすぎると全く表示がされない可能性があるため、絞り込み部分一致を使って、少しだけキーワードの幅を狭めることも良い方法です。
部分一致ですと、かなり関係のないキーワードまで拾ってしまう可能性が高いです。
そのため絞り込み部分一致に設定して、ちょっとした表記の揺れなどに対応する程度にすると、効果が絶大になる可能性も高いです。
まとめ
リスティング広告は、最初は部分一致で広めに設定する企業が多いです。
もちろんそれがダメなわけではありませんが、キーワードを広く設定している分、定期的に管理をしないといけません。
可能であればリスティングの担当者を一人つけて、しっかりと管理をすることをお勧めします。