リスティング広告は、出稿する際に、キーワードを決定する必要があります。
キーワードは安易に自社アピールできるものを、選んでいればいいわけではありません。
もちろん、自社アピールも重要なことですが、それ以上にターゲットの立場を考えたキーワード選定を行うべきなのです。
では、いったい、どのようにキーワードを選べば良いのでしょうか?
ここでは、リスティング広告のキーワードの考え方と実際に使えるツールを紹介します。
キーワード選定で重要となる考え方3つ
悩んだり、迷ったりするとかえってキーワードは増えていき、まとまらなくなってしまいます。
頭で考えるより、手を使って道筋をたどっていった方が上手くいきます。
その方法を説明していきましょう。
1.ビッグワード・ミドルワード・スモールワード
ビッグワードとは「スマホ」など検索数の多いキーワードのことです。
「スマホ 格安」がミドルワード、「スマホ 格安 本体」などがスモールワード(ロングテールキーワード)となります。
ビッグワードは競合が激しいために、費用が高いです。
その代わり、ターゲットの幅が広く、多くの人の目に留まります。
反面、スモールワードは、検索数が少なく、ターゲットの幅が狭くなります。
広く狙って接触を増やすのか、狭く狙って獲得顧客を増やすのかでキーワードが変わってきます。
2.「表記ゆれ」「打ち間違い」
「引っ越し」「引越し」などの表記ゆれ、「キャノン」「キヤノン」などの間違いのことです。
こういったキーワードの検索数は少なくありません。
競合社が気がつかない表記ゆれのキーワードに広告を出せれば、ターゲットに効果的にアピールすることができます。
3.キーワードサジェスト
GoogleやYahoo!で検索をしたときに、予測変換が現れるときがあります。
これは、そのキーワードの組み合わせで、検索数が多いキーワードとなっています。
キーワードをリストアップするときに、重要となってきます。
キーワード選定をする際に使えるツール2つ
任意のキーワードの検索ボリュームを調べることができるツールがあります。
- Yahoo!キーワードアドバイスツール
- Googleキーワードプランナー
どちらも、それぞれのアカウントを開設して利用することができます。
「Yahoo!キーワードアドバイスツール」は任意のキーワードや入札価格を入力し、キーワード抽出を行うと、キーワードの月間検索数が表示されます。
「Googleキーワードプランナー」もキーワードを入力すると、キーワードの月間検索数を見ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
リスティング広告のキーワードの選び方の参考になったでしょうか?
リスティング広告は運用が大変で、一見、面倒なように感じます。
でも、うまく活用できれば、最大の効果をもたらす広告となっているはずです。
キーワード選定は成果に大きく関わってきます。
油断しないようにしましょう。