本日4月6日、日本のamazon、amazon.co.jpは、2,000円未満のアイテムの送料を税込み350円に引き上げました。
どうもamazonが販売する書籍に関しては、2,000円未満でも送料は無料のようで少し安心しましたがね・・・
これにより、amazonが販売する商品は、なんでも送料無料ではなくなったわけです。
それでもインターネットで物を買うことが多い僕たちには、とてもショックなニュースですよね?
楽天ショップなんかだと、商品自体は安いお店もあるんですが、10,000円以上買わないと送料が800円とか1,000円とかかかってしまうってことがあり、多少商品自体の金額が高くてもamazonで買った方が商品が手に入るまでの金額全体では安いなんてことも多いんですよね・・・
これからは、全品送料無料のyodabashiで買うことが増えそうな気がします(笑)
でも何故、amazon.co.jpが全品送料無料を撤廃したのかというと・・・
これはマーケティング的な戦略があるわけです。
送料を無料にする方法
実は送料無料にする方法が無くなったわけでは、ないのです。
もうお気付きですね?
amazonのプライム会員になれば、amazonが販売する商品は送料無料になるわけです。
毎月2,000円未満の商品を買うんであれば、毎回送料350円を払うよりもプライム会員になった方がお得なんです。
Amazonプライム会員は、年間3900円だからです。月額にすると325円ですからね。
また、プライム会員になるとお急ぎで送ってくれたり、一部の映画が無料で観えたり、電子書籍リーダーが安く購入できたり、さまざまな特典がついてきます。
ですから、amazonでよく買い物をする!って方はきっとこのプライム会員になることで、特に問題ないと思いますし、より多くのサービスを利用できるのでよいタイミングになったのかも知れません。
amazonの狙い
今回のamazonの狙いとしては、このプライム会員を増やすために、送料無料を廃止したわけなんです。
amazonとしては継続課金ビジネスを大きくしたいわけなんですね。
実際にアメリカamazon.comでは、このやり方でプライム会員を前年比51%増やしたという実績があります。
さすがマーケティングを上手に使い、果敢にチャレンジするamazonですよね?
まとめ
今回のamazonのプライム会員の件は、僕たち消費者にとって自由度が奪われてしまったことになるかも知れません・・・
でも考えてみると、コストコも年会費制で日本でも大ヒットしましたから今後、大手企業は会員制を増やしてくるでしょうね。