その日は、午前中の仕事が少し忙しかったんです。
ある程度キリの良い所まで仕事をして、左手にハメた黒いフェイスの腕時計を確認するともう14時30分。
まだまだやりたい仕事がありましたが、やり続けるか遅めのお昼をとるか悩みました。
この時間は良く行く定食屋さんのランチも終わってしまっているし、ラーメン屋さんも休憩に入ってしまっている……
僕は、和食とラーメンが好きなんですが……30代中盤になってからは、ダイエットのため意識してラーメンを食べる回数を減らしているんです。
でもダイエットをしてるとはいえ、ほとんどの昼ごはんは、漫画喫茶とラーメン、ココイチのヘビーローテーションで構成されています。
先週は、取引先の方と5日間ラーメン。
先々週は、ラーメン・ラーメン・ココイチ・ラーメン・ココイチ……あれ?ダイエット忘れてますね(笑)
ココイチが値上げをしたおかげで、毎回お会計が1,000円を超えてしまうココイチはなかなかのコストパフォーマンスが悪い……
それでも、ココイチに行ってしまうんです。
ココイチの味って自分じゃ絶対作れないですし、揚げ物をトッピングするとカレーはかなりおいしくなる。
ココイチは、トヨタに次いで世界に誇れる企業だと思います(笑)
ココイチに学ぶビジネス戦術
ココイチには我々、ビジネスマンに学ぶべきことがたくさん隠されています。
その一つが選択オプション。
例えば、ご飯の量と辛さの選択肢。
まずトッピングを選ぶ。
注文が決まっていない人は、ここのトッピングの多さに悩むことになります。
そして、やっと決めて注文を店員さんに伝える。
注文を伝えるとそこで、『辛さのレベル』を質問される。
そして次に「ご飯のサイズは?」と質問されますよね。
迷いながらも「じゃあ、400gで!」って頼んでしまうこともありますよね?
100gのご飯を追加すると100円の売り上げが増えることになります。
たった100円……と思うかもしれませんが、700円のカレーが800円で売れるということは、14パーセント以上の売り上げアップということになります。
このココイチのようにビジネスでは、追加で買ってもらえる可能性を増やすのが鉄則なわけです!
追加の注文を得れれば、売上は簡単に増えますよね?
マクドナルドに行けば、注文後に「ご一緒にポテトはいかがでしょうか?」っと、どの店員さんも徹底して質問してきます。
コンビニのレジの近くには、ホットの飲み物やガムなどついでに買いやすい商品が置いてあります。
あなたの扱う商品は、ついでに買ってもらうものってありますか?
まとめ
ココイチのビジネス戦術は、とても参考になります。
このほかにも、ココイチはヒントになることがたくさん隠れているので、ぜひ探してみてくださいね。