このイラストは、伊勢志摩の公式キャラクターだったもの。
各地でも盛んに行われている観光PR用のキャラクター、所謂「萌えキャラ」です。
今回のこのキャラクターが、非公式になってしまったという。
理由としては、現役の海女さんがセクシー過ぎて不愉快だと感じてしまったわけです。
三重県志摩市が観光PRのために公認した海女のキャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」が「性的な部分を過剰に強調していて不快だ」として、現役の海女を含む市民が公認撤回を要望していた騒動で、市は5日、公認撤回を決めたと発表した。撤回の理由を市は「キャラクターの作者から申し出を受け承認した」としている。
http://www.sankei.com/west/news/151105/wst1511050052-n1.html
これが性的なのかどうかは、観る人によって違うんでしょうね。
だって僕には、まったく性的には見えないから・・・
僕は仕事柄、広告やPR活動に注目することが多いんです。
折り込みチラシや深夜のテレビショッピングに集中してしまうことだってよくあるくらい(笑)
僕自身は、漫萌えキャラが好きなわけではありません。
そして僕は広告やPRではコピーライティングが重要だと考えているので、キャラクター制作には関わったこともありません。
しかしそれでも、広告やPR活動に関しては「萌えキャラ・ゆるキャラ」というのは有効だと思っています。
また今現在、一番乗っかりやすい手法の一つだということは、間違いないですよね。
伊勢志摩のこのキャラクターは、世間で話題になっただけあって、廃止するのは時間とお金が勿体ないように思えませんか?
今回は反対?
このイラストは、昔、伊勢志摩の公式なポスターだったもの。
これポスターを公認で、以前は使用していたわけです。
どちらが性的なのかは別にしたって、OKとNGの境界線が不明に感じませんか?
それでも碧志摩メグに関しては、30%の人が、嫌悪感を感じてしまったのも事実なんですよね。
「若すぎる」「こんなに露出はしていない」「こんな格好じゃない」
意見は様々だが、こんな感じだったみたいです。
反対する現役の海女さんいわく、もっと現実に近いものが良かったらしい・・・
リアリティを追求したってイラストという性質上、デフォルメが必要になってしまいます。
結局のところ、リアルティを追求しても、それはそれで別の批判がでていたに違いないんです。
お婆ちゃんキャラクターだと、もっと若い人がいる!
ってなるし、可愛くないキャラだともっと可愛くしろ!ってなるわけですよね(笑)
まとめ
結局、広告の世界はいつも同じ・・・
万人受けする広告やPRなんて無いってこと。
そして、それを理解しなければ前へ進まないってこと。
でも伊勢志摩は、今回すごい話題になったので、PRがかなりできたのではないんでしょうかね?
炎上商法っぽくなってしまったが、結果オーライ。・・・なのかな?