株は安全、FXは危ない?

本当は株の方がリスクある?
以前、このブログで投資から学ぶビジネスというテーマで記事を書きました。

順張りや逆張りに関することなどを書いたのです。
それを見てくれた方が「株はいいけど、FXは怖い」と言っていました。

株は安全。FXは危ない。
FXは危険だから辞めといた方が良いよ・・・
これって良く聞きますが、どうしてそう思うのでしょうか?

たしかに多くの人がそういうのだから、経験があまりなければ「そうか~」って思ってしまうのもわかります。

実際に、経済系の雑誌でもそう書いてありましたからね・・・
僕も以前は、そう思っていましたし、まさに皆が言うから・・・という社会的証明の原理ですね(笑)

しかし理解してみるとそうではないということ考えに変化しました。

なぜならむしろ株の方が実はリスクがあるからです。

今回は実はFXの方が危ないなんて嘘!実は危ない株取引!という4つのポイントをご紹介します。

【FXのリスク】昔のレバレッジの高さ

FXの最大のリスクは、レバレッジの高さです。

僕が初めてFXを触ったときのレバレッジは400倍とかでした。
なんと、10万円で4,000万円動かしちゃうんです。

そりゃ危ないですよね?
レバレッジを自分で抑えなければ必ず損することになります。

でもそれは、過去の話。

レバレッジが法規制で下がっているんです。
今は25倍が制限です。

400倍と25倍じゃリスクが全然違いますよね。

またレバレッジというのは別に1倍でもいいわけです。
1倍なら株取引でいう現物なので、リスクというのは、一般の投資リスクくらいしかないわけです。

しかしながら、バブル以前は、無知な人が知らずにレバレッジを高く設定していました。
ですからFXは怖いっていう噂が大きくなったのではないか?
と考えることができます。

【FXのリスク】ロスカットが遅れる

これも昔のレバレッジの高さが多少関わってきます。

昔は電話注文の時代があったんです。
ネットじゃないからリアルタイムの取引とは少し違うんですね。

それで予算以上の損失がでないように、ロスカットというのがうまく出来なかったようです。

でも今は、インターネット上でのリアルタイム取引なので強制カットが遅れることなんてないんです。

またロスカット比が20%などなら、多少遅れても今の25倍では予算範囲内で収まるはずです。

FXのリスクは以前に比べてかなり減ったという事実がおわかりいただいたのではないでしょうか?

【株のリスク】倒産、上場廃止

株の場合、倒産や上場廃止が怖いんです。

FXでも同じようにデフォルトがあります。
同じように価値がゼロになることがあるわけです。

ですが、企業が無くなるのと、国がデフォルトする可能性が同じかと言ったら企業の方が圧倒的に高いわけです。

ですから倒産リスク、上場廃止のリスクも考えなければなりません。

【株のリスク】企業の不正

もっと怖いのは不正です。

ライブドアの1件や村上ファンド、そして最近だと東芝など一般投資家には絶対に見破れない不正があった場合、回避できないんです。

苦労して四季報をみたり、決算資料の見かたを覚えたり勉強しても・・・

調子が良いふりをしていたところに投資していたら、実は赤字だったなんていう詐欺にあっても投資家には何も得るものがありません。
失う一方なわけです。

そして誰もフォローしてくれません。

まとめ

今回はFXが危ない、怖いと言われる理由と、株の怖さをご説明させていただきました。

でも別に株をやめろとか、FXをやれ!とか、fxの方がおすすめって言ってるわけではありません。

FXが怖い、株は安全という言葉は、現在では通用しないということがわかって頂ければ幸いです(笑)

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