VWを好きすぎて嫌いになった話

from:本多康裕

ポンコツな黒い車は、コンビニの駐車場を出て走り出した瞬間
ピー!!っとけたたましく鳴って「STOP!COLANTエラー」とスピードメーターの真ん中に表示された。

またか!!
今年、このエラー音をもう何度聞いたことか……

黒いゴルフワゴンは、もう10年もたつオンボロの車。

国産よりパーツや工賃が高く、もうお荷物になってしまっているほどです。
もうゴルフワゴンにはうんざりしていました……

空冷ビートル

ワーゲン空冷ビートル
ただ、以前乗っていたフォルクスワーゲンのタイプ1
通称ビートルは40年落ちくらいのクラシックカーのわりに、そんなに壊れなかったんです。

だから以前の僕は、フォルクスワーゲンという会社を信用していました。
アドルフ・ヒトラーがポルシェ博士に作らせた民衆車、フォルクスワーゲンというブランドストーリーにも敬意を払っていましたしね。

あのポルシェと兄弟カーであり、あのアウディとパーツが同じだったりするのでそこもお気に入りのポイントだったんです。

空冷ビートルを乗っていると、子供や女子高生から手を振られることもたまにありました(笑)

知らない人から手を振られるのは、少し恥ずかしかったし、周りをキョロキョロして本当に自分に手を振っているのかを確かめてから、控えめに手を振り返していたものです(笑)

本屋さんやコンビニの駐車場でもよく声をかけらたりしました。
さすがに女性から声をかけられたことは無かったですが、名刺交換したり出会いを見つけてくれる空冷ビートルが本当に好きでした。

子供の頃からの夢

僕は子供のころから、ワーゲンバスやビートルが大好きで、ミニカーもそういう形のものが多かったんです。

二十歳になったときバイトをして貯めたお金で、子供のころからの夢であるビートルを買いました。

ベージュというかホワイトというか曖昧なカラーリングだったんですが、この色を気に入っていました。
仕事で一緒になったカラーセラピストにこれはアイボリーなんじゃないか?と教えてもらいました(笑)

40年も経つ車は、たまには壊れました。
特に電気系統でワイパーやらライト系は、反応しなくなることがたまにありました。

それでも、空冷専門店に行くとメカニックの優しいお兄さんが、どこが壊れてどういう風に治すと教えてくれました。

多少のお金は仕方ない。
これは子供のころからの夢だった車だから

そう言い聞かせて修理して乗っていたんです。

修理不能

でも、あるとき助手席のフロア(脚を置く場所)に大きな穴が開きました。

車内から見えるコンクリートは、なぜだかすごく近く見えて怖かったです……

いつもの空冷専門店に持っていって見てもらったのですが……
でも、今回ばかりは優しいお兄さんも、修理を勧めてくれなかったんです。

ほかにも錆が浸透していて、本来かなり丈夫なはずのフレームなども腐食しているから、もう廃車にしたほうが良いと言われました。

本当にショックでした……

長年乗った自分のビートルが好きでした……

そしてゴルフワゴンへ

どうせなら次もフォルクスワーゲンというブランドに乗ろうと決めてました。

こうして、現在乗っているゴルフワゴンに乗り換えたんです。

でも、そのゴルフワゴンは最初から色々なトラブルを起こし、そして何度も同じ箇所を直しても直しても壊れる……

勝手な想像だったけど、まさかこんな現在の車の方がよく壊れてお金がかかるなんて思いもしなかったです……

一歩間違えば、死に至るような故障もよくありました。

エンジンから火を噴く、ブレーキが急に利かなくなる。
窓が落ちる。ドライブに入れれなくなる。鍵が開かなくなる。ドアが開かなくなる。ラジエターが壊れる。。。etc
覚えているだけでもかなり故障しました。

それなりに愛着はもてたし、壊れるという欠点以外はさほど問題はありませんでした(笑)

ただ、年間に30~40万円の予算を見とかなければならない車には、もううんざりです。

そして、身をもって学習しました。
『フォルクスワーゲンは性能や耐久性で、トヨタに勝てない』

でも、売上はトヨタといい勝負していますよね?

これは、フォルクスワーゲンというブランドがもっている歴史やストーリー。

そして、ブランディングなどのマーケティング戦略が素晴らしいからに違いない。

と思っているわけです。
多分、僕がマーケティングを学ぶきっかけになったのも、きっとビートルがきっかけなんだろうな……

P.S
多分もうワーゲンには乗りません。
空冷ビートルやワーゲンバスは、機会があれば乗りたいけど(笑)

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