紹介キャンペーンの罠

from:本多康裕

紹介キャンペーンの失敗例
3年くらい前のこと。
ある会社が、お客さんを募集するにあたって紹介キャンペーンをしようと考えました。

そりゃ紹介してもらえるなら、それに超したことはないですよね。
ですが、この紹介キャンペーンである最大の間違いをしました。

それはなんでしょう?

そのキャンペーンとは紹介してくれた人に現金50,000円をプレゼントするというものだったんです。

実はこれ、うまくいかないパターンの1つなんです。
「何故、だめなの?」って思いますよね?

アフィリエイトのように、紹介した側と紹介された側が遠い関係。
お互い深く知らない関係なら良いのですが・・・

リアルでよく知っている関係では、この「現金上げるから紹介して!」っていうのは結果がでません。
そしてあなたの会社のイメージすら落とすことになってしまうんです。

紹介した人はお金を貰うと、罪悪感が生まれる。

紹介してくれる人というのは、元々良いもの、面白いものを教えてあげる。
っていうそういう行為が好きな人が多いんです。

「良い人を紹介してくれてありがとう!」
「良い商品・サービスを教えてくれてありがとう!」
っていう、そんな言葉が欲しいわけです。

お金を出すと、喜んでくれるかもしれませんが、後から罪悪感が生まれてしまうんです。

極端な話、友達を売るという風に感じてしまうわけです。

我々、日本人はこういうお金の貰い方は、ちょっと苦手なんですよね(笑)

また紹介された側も、売られた気分になることも

とあるフィットネスクラブは、友達を紹介してもらったら○○円というキャンペーンをやっていました。

友達同士の方が長続きするんじゃないかと考えやったらしいのです。

そして入会数か月のお客さんが、友達を連れてきてくれました。
そのかたは女性の方で、近所の友達を連れてきたのですが、後日友達も入会することになりました。

スタッフの人がお金を渡すと、喜んで帰っていきました。
「得しちゃった~!」

しかし、数日後フィットネスクラブの入り口付近の張り紙に新たに入会してきた友達の方が気付くことになります。
「友達紹介キャンペーン、紹介料○○円!!」と・・・・

その後、揉めてしまったのか?
時間後に、こういうつもりで友達を連れてきたわけじゃないとお金を返しに来たらしいんです。

結局、2人でお金を別けてください。ということで決着はついたようですが、知らない間にお金のやり取りがあったことを紹介された側は不振に思ってもうジムには来なくなったそうです。

そして、紹介した側も次の紹介をすることもなく、数か月後にジムを辞めてしまったそうです。

無償だからこそ、おススメできる

僕もよくおススメの○○トークをするんです。

あのラーメンはうまいとか、あのとんかつ屋はうまいとか、あそこのコーヒーはうまいとかよく話します。
でもそれは、誰かに頼まれて教えているわけじゃありません。
ましてや、何も特になることなんてないわけです。

だからこそ、あそこは不味い。あそこはうまい!
とはっきり言えるわけですよね?

まとめ

リアルで関係する人脈には、お金で釣るような真似はしない方が良いです。
なんとも言えない罪悪感は、お店・会社との取引距離を遠くしてしまいます。

どうしても現金を配りたいなら、紹介した人、紹介された人、両者に得になりようにしましょう。

お客さんはビジネスパーソンじゃありませんから、お金で動かすという考えは通用しないわけです。

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