数週間前のこと……
海外転勤をしている親友が、日本に帰ってきました。
僕はそんなときに限って、深夜まで予定が入っていたんです。
しかし、彼にはもう数年会えていないので、なんとか深夜12時過ぎに少しだけ会い、一杯だけビールで乾杯をしました。
僕は普段、あまりお酒を飲みません。
飲めないわけではないんですが、弱すぎて楽しめないんです。
でも、こういう時は飲まないといけないような感覚があるから、仕方ないですよね(笑)
そんなに時間がなかったので、親友なのによそよそしい感じが少し残ったままお別れしました。
次に帰国するのは、いつになるかわからないので、まあ会えてよかったように思います。
帰り道
その帰りにタクシーに乗りました。
そのタクシーの運転手さんが、なんか見たことのある人だったんです。
『どこかで見た?いや違うかな?ん~誰だろうな~思い出せんな・・・』
そんな僕に一杯だけの生ビールが背中をおしました。
僕「あのーどこかでお会いしたことありましたっけ?」
運転手さん「え!私もそう思っていたんですよ!でも……どこでかはちょっと」
僕・運転手さん「はは・・う~ん・・・」
社内は軽いサスペンス状態
僕は普段はまったくタクシーなんて乗らないし、これまで乗ったわけではないと思います。
帰りの7キロくらいの道のりのなかで、どこで会ったのかという答えを出すために
「住んでいるところはどこか?」「よく行く場所はどこか?」などいろいろ会話をしたけど、なかなか糸口が掴めない……
運転手さんは、「この仕事についてまだ1年くらい」だという。
ってことは「前職何されていましたか?」と質問すると
運転手さん「工事会社で働いていました。」
僕「もしかして通信関係じゃないですか?」
運転手さん「はい!そうです。」
僕「なぞは全て解けました(笑)2年位前取引先○○って会社のネットワーク工事のときに手伝ってもらったんですよ!」
運転手さん「ああ(笑)あのときの親方さんでしたか!!!」
ん?親方?
なんか違う・・・でもまあ何故かあのときは僕が説明したりする役割だったしそんな感じだったかな(笑)
僕「あの時の工事をしていた人が、運転手さんになっているとは驚きました!」
あの時に食べた弁当は本当においしかったとか、工事の時のことタクシー業界の話とかいろいろ話しました。
そのあと週末だからか結構道は混んでいましたが、運転手さんとはついさっき会った親友より話が盛り上がったんですよね(笑)
久しぶりにあった20年来の親友より、仕事で2,3日一緒になった人の方が話が盛り上がるなんて不思議な体験でした。
まとめ
同じ体験や経験をしていると、「グッ」と距離が近くなる感覚ってありますよね?
特に仕事の場合は、同じ目の前の目標や困難に一緒になって向かっているわけですから、気持ちよく仕事が出来れば仲良くなりやすいかもしれませんね。