よくアメリカは訴訟国だと言われます。
PL法(製造物責任法)がかなり厳しいという関係から、なんでもダメ元で訴えることが出来てしまい、法律的に間違っていなければ多額の賠償金を得ることができるからです。
実際にアメリカの裁判ってすごい!
「火傷したのは、マクドナルドのコーヒーが熱すぎたせいだ!
よって、マクドナルドを訴えてやる!」
その結果、裁判所がマクドナルドに約2億7000万円の賠償金を払うことを命じることになった79歳のおばあさん・・・
「私が太ってしまったのは、このピザ屋が私を止めないなからだ!
一日3枚までとか制限をしたら私は太らなかったんだ!」
だから訴えてやる!と言った肥満な女性。
とか、いろんな話を聞きますよね?
そして、一番有名なのは『猫を電子レンジで温めた話』。
そもそも、これはこんな話です。
猫を電子レンジでチンした話
あるお婆さんは猫と生活をしていました。
彼女は猫を大変可愛がり、家族同様でした。
ある日、猫が雨に濡れびしょ濡れで帰宅しました。
いつも水に濡れるのを嫌がる猫が、ビショビショになっているのを見て彼女は心を痛めました。
タオルを用意し拭きましたが、乾かすには程遠い・・・
猫の体温も雨に濡れたせいか、いつもより冷たく感じました。
「そうだ!
この間、プレセントしてもらった電子レンジで温めてあげよう!」
ここで、おばあさんは猫を電子レンジに入れ、チンしてしまいました。
レンジのふたを開けると・・・・・
猫はもう生きていませんでした・・・
家族同様に大事にしていた猫を失ったおばあさんは、怒りの矛先をレンジ会社に向けることになります。
「レンジの説明書に猫を温めてあげたらいけない!と書いていなかった。もし、書いてあったら絶対そんな愚かなことはしなかった!」
だから、レンジを作った会社が悪いと訴えを起こします。
そして、裁判所はレンジ会社に説明書「動物をあたためないでください」と記載するように求め賠償金の支払いを命じました。
無事、おばあさんは裁判に勝って多額の損害賠償をもらい、また新たな猫を飼うことができました。
っていう猫好きにとっては凄い怖い、残酷な物語なんですよね。
うそのようなウソなんです!
っていうのも、これは元々笑い話であり、都市伝説なんです。
都市伝説には、猫ではなく犬バージョンや子供バージョンまであります(笑)
これはなんでも訴えるアメリカを揶揄したものなんですよね。
実際に裁判の判例を探したアメリカの弁護士が数名いたようです。
ですが、誰もこの裁判を見つけることができなかったようです。
説明書は本当らしい
実際にフィクションであっても、これはありえない話じゃないとし、実際にアメリカで販売する電子レンジの説明書には猫や犬など動物を入れないように書いてあるらしいです。
もちろんすべてのレンジじゃなく、ある一部の話らしいですがね(笑)
とにかく、レンジで猫が死んでなくてよかったですね(笑)