なんだかここ数日、暖かいですよね?
体感的には、秋に戻ったくらいの感じがあります。
こう寒かったり暖かかったりじゃ体調管理が大変ですよね。
昼間に車に乗り込むと、暑いと思う事すらあるくらいですから、服装に困ってしまうわけです。
今日はそんな秋の気分なので、jazzについてお話しします(笑)
今回は、この人アートブレイキーについてです。
この音源は、1958年にブルーノートより発売された『Moanin(モーニン)』です。
曲自体は35秒のところから始まります。
もしかしたら聞いたことあるかも知れませんね。
日本でもCMや番組のBGMなんかで流れていたりするこもあります。
アートブレイキーとは?
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズというバンドのリーダーです。
バンドには、後にスターJAZZプレイヤーになる若手がゴロゴロいました。
彼はドラマーです。
jazzを聴いてる人の中では、知らない人がいないくらい有名なドラマーです。
90年に死去するまで、彼はとにかく尊敬されていましたし、もちろん今でも多くの人に尊敬されています。
親日で有名なアートブレイキー
初めて日本を訪れた時、彼は日本のファンから記念写真をせがまれ「オレは黒人だぞ。一緒に写真に収まってもいいのか?」と言いました。
海外では黒人差別があった時代だからです。
状況がわからない日本のファンは「写真をお願いします!」と再度お願いしたそうです。
すると再度アートブレイキーは、「本当にいいのか?俺は黒人なのに?」と確認し、写真を撮ってくれたそうです。
そこでアートブレイキーは、日本に肌の色で差別をする人間がいないということを知ります。
また彼は
それは演奏を聴く態度は勿論、何よりも嬉しいのは、アフリカを除いて、世界中で日本だけが我々を人間として歓迎してくれたことだ。
人間として!
ヒューマンビーイングとして!」
と残しています。
彼のような超有名なスタードラマーですら、肌の色で差別があった時代ですからね……
帰国後、日本人の妻をもらったり、日本のパールという有名なドラムメーカーと契約しました。
彼の息子はTAROです。
そして彼の曲名に「雨月」「オンザギンザ」というものもあります。
まとめ
そんな日本とも縁が深い、アートブレイキー『モーニン』のYOUTUBEの音源どうでしたか?
僕はこのアートブレイキーのモーニン、CDでもレコードでも持っているんですよ(笑)
ぜひゆっくり聴いてみてくださいね。