自社でwebマーケティングを導入している企業の中には、うまくいっている所もあれば、決してそうとは言えない所もあります。
上手くいっていない場合は、やはりwebマーケティングの取り入れ方を見直す必要性があるはずです。
今回はwebマーケティング方法の見直しの代表的な3つについて触れていきます。
1.獲得単価が曖昧になっていないか?
代表的なものの一つに、実際に扱っている商品やサービスの1CVごとに「どれくらいのコストが掛かっているのかを把握していない」という事実があります。
CPA(cost per action)というのですが、これを把握していないと、本当にその施策で利益が出ていのか分からなくなります。
つまり知らず知らずのうちに赤字になっている可能性もあるのです。
例えば、化粧品のECサイトを扱っているとして、顧客単価が2,000円だとします。
ECサイトへの流入の際にリスティング広告を掛けて、1CVごとにコストが2,500円掛かっているとすると、それだけで500円の赤字になっているのです。
こうなると、リスティング広告のかけ方を変えたり、そもそもリスティング広告に向いていない商品なのかもしれないなどの考えが浮かんでくる事でしょう。
2.新しい手法をどんどん試していないか?
webマーケティングはどんどん新たな手法が出てきている事が現実です。
そのため、新しい手法を次々に取り入れて、以前行っていた施策をないがしろにしているケースも少なくはありません。
もちろん、新しい手法を取り入れる事も大切なのですが、中途半端に取り入れるだけでは成果は挙がりにくいと考えてよいでしょう。
以前からあるような定番の手法を使えば、ある程度の成果を挙げる事は可能ですので、それだけは頭に入れておいても良いでしょう。(リスティング広告、LP・webサイトの改善等)
3.しっかりとPDCAを回しているか?
webマーケティングの施策を打った際に、結果ばかりに目を向けて一喜一憂をしていないでしょうか?
もちろん成果が現れれば喜ばしい事ですし、残念な結果に終わる事もあります。
しかし最も大切な事は、その後にどのような施策を打つかです。
もっと言えば、「どこに問題があったのか」、「そこの数字を改善するためのどこを改善するべきか」をしっかりと考察し実行に移す事です。
目の前の数字ばかりに気を取られずに、その後の対策をしっかりと行っていきましょう。
まとめ
ここまでwebマーケティングを行う上で見落としがちな、3つの考え方について触れてきました。
「当たり前」な事かもしれませんが、裏を返すと「やっていて当たり前」とも言えます。
ぜひ基本的な施作を打ち出し行動に移せるようにしましょう。