パンダアップデートとは別に、SEO界隈で衝撃をもたらしたGoogleの施策に「ペンギンアップデート」と言った物があります。
ペンギンアップデートの内容をしっかりと理解すれば、今後行っていくSEO対策はどういった物が適切なのかがわかります。
そして業者にSEO対策を依頼するときも、本当に適した対策なのかどうかを判断することができます。
そこで今回はペンギンアップデートの解説と、それに伴った今後のSEO対策について書き進めていきたいと思います。
1.ペンギンアップデートとは?
そもそもペンギンアップデートとは何なのでしょうか。
2012年の4月に施行されたペンギンアップデートは、なんらかの適切でないSEO対策をしているサイトなどの表示順位を下げています。
反対に適切なコンテンツなどを提供している「ユーザーの為になる」サイトの検索順位表示を上げる為のGoogleの施策です。
つまり「悪い物は下げて良い物は上げる」という、至極当然な対策のことを指します。
2.ペンギンアップデートがもたらした物
ペンギンアップデートが行われたことにより、SEO業者に被害をもたらしました。
もちろん、すべてのSEO業者やそのクライアントに悪影響を及ぼしたわけではありません。
中にはサイト内をユーザーの使いやすさを重視したり、良質なコンテンツを提供したりと、当たり前かつ素晴らしい価値を提供しているサイトはむしろ検索順位が上がったのです。
反対に悪質なSEO対策を行っているような会社は、どんどんサイトの順位を下げられ、検索圏外に飛ばされてしまうという事態に陥ってしまった事もあります。
低品質なコンテンツを作成していたり、隠しテキストなどを扱っているサイトの多くは、大きな被害を受けた事でしょう。
3.その後のSEO対策
その後求められているSEO対策は幾つかあります。
ですが、基本的には3つの対策をしていれば、自然と検索順位は上位表示されるわけです。
3-1.コンテンツの質を高める
コンテンツSEOとも言います。
ユーザーのニーズに沿った良質なコンテンツを作る事で、Googleからの評価は上がります。
内容はもちろん、ユーザーの使いやすさなども考えたサイト作りも大切でしょう。
3-2.インデックス最適化
ページのhtml構造を最適化する事です。
内部対策の一つで、Googleが適切な順位判断をしてくれるような構造を作り上げるようにしていきましょう。
3-3.クローラー最適化
クローラーがあなたのサイトに訪れた際に、サイトの構造や内部リンクを最適化する事です。
実際にクローラーがあなたのサイトに訪れたときに複雑すぎる構造であれば、混乱をしてしまいます。
しっかりと巡回しやすい構造を作るだけでも、適切にクローラーはサイト内を隅々まで見てくれます。
まとめ
基本的にはこの3つの対策をしっかりと行えば、自然と検索順位は上がります。
もちろん、検索順位を上げる為には「良質なコンテンツを作る事」が第一に必要な事です。
まずはこれを念頭において、SEO対策を意識していきましょう。