流行を先取りすることがビジネスでは、大事な時があります。
これは株やFXなんかだと、とくに大事ですよね。
流行を読むことは難しいとお思いですか?
実は、その流行を先読みすること自体は、あんまり難しくありません。
スマホゲームだったり、ツイッターであったり、LINEであったり色々な流行がありますよね?
ある程度、詳しい方だったら「次はツイッターが流行る!」とか「LINEが流行る!」とかって予想出来ていたと思うんです。
でもその一方で、流行りそうなものが、売れなかったりもしますよね?
今回はその流行を読み解く精度を上げるための3つの方法をご紹介します。
1.周期で考える
時代は回る
って言葉にもあるように、流行は2度3度やってきます。
ファッション業界のように、コロコロと流行が変わりやすい分野では「千鳥格子柄」「ケミカルウォッシュ」など一周して流行る傾向があります。
もちろんファッションだけでなく、ある周期で再ブームになるものは決して少なくありませんよね?
スポーツカーブームだったり、投資ブームだったり、何年も前に聞いたことがあるものが、新しい風に乗って再度やってくるわけです。
2.新たな何か?を加える
アップル社のアイフォンなんかが、わかりやすいと思います。
もともとmp3プレイヤーというのは、結構以前からありましたよね?
そして、アップルには、ipodやtouch、nanoと色んなバージョンがありました。
そこで、小型タブレットであるtouchに電話機能を追加したアイフォンを販売しました。
もしこれが、もともとタブレットが存在していない状況だったら、なかなかブームになるのは難しかったんではないか?と思います。
- mp3プレイヤーの利便性
- タブレットの利便性
- 携帯電話の利便性
の3つが加わったことによりビッグウェーブになったわけですよね。
既存のものに、何かを加えたものがユーザーにもわかりやすく、流行りやすいということですね。
3.コンセプトを違う方向から考える
例えばローライズと言われる股上が浅いジーンズが流行したとしたら、次の周期は、まったく違う方向性のハイウエストジーンズが流行するんですよね。
車でもそうですよね、セダンが流行ったら、次はミニバンだ!とか。
常に一緒のものが流行り続けるってことがないわけです。
この場合、『否定派が何を否定しているか』っていう視点からみるとわかりやすいと思います。
先ほど例にあげたローライズジーンズだと、「股上が浅いと落ち着かない・・・」って理由が年配の方に多いとしたら、年配者にハイウエストブームが起こりやすい傾向にあるってことになります。
あとは何かきっかけがあれば、一気に流れが変わるってわけなんです。
まとめ
このように、流行を先読みすること自体はあんまり難しくありません。
『いつ流行るか?』っていうタイミングを明確にするのが、かなり難しいんですがね(笑)
ただ、流行を作ってしまうこともできます。
その流行を作るのがマーケティングだったりしますしね。