webマーケティングといえば、様々な手法が存在しています。
メールマーケティング、コンテンツマーケティング、リレーションシップマーケティングなどなど……
これらは全てしっかりとした手法たちであり、実際に取り組んでいる企業も多いんです。
しかし、数あるマーケティングの手法の中でも、実はあまり良い印象を持たれていない手法も存在します。
その中の一つが「ステルスマーケティング」になります。
今回はステルスマーケティングの基本的な知識等について解説していきます。
1.ステルスマーケティングとは?
ステルスマーケティングとは略して「ステマ」と表現されることが多いです。
内容をざっくりと説明すると、消費者たちに商品の宣伝をしているとバレないように、宣伝を行うマーケティング手法です。
よくある例としては、ECサイトのコメント欄に意図的に「この商品は素晴らしい!」などの口コミを書き、自作自演で商品の評判を上げていくことなども含まれています。
その他にも有名人などに、ブログ内で自社の商品を紹介してもらい、知名度を一気に上げていくことなどもあります。
もちろん、本当に良い商品として口コミが発生してる場合もあるため、一概に全ての口コミ等を否定できません。
しかし常識的に考えて、モラルに反する行為と受け止められているため、それがバレた際は非難される場合も多数あります。
2.代表的なステルスマーケティングのパターン
ステルスマーケティングには幾つかの代表的なパターンがあります。
これらを頭の片隅入れておくことで、ECサイト等の口コミを見ても、「これって本当に信用できるかな?」と疑いを持って行動することができそうです。
- 企業が一般ユーザーのふりをして、自社内の商品を良い方向に宣伝する
- 企業が有名人や芸能人、影響力のあるブロガーに商品の宣伝を依頼する
大きく分けてこの二つの手法に分かれるかと思います。
芸能人が「実際に使ってみてとても良かった!」といった感想を述べていたら、その人のファンであれば、ついつい使いたくなりますよね。
また、企業の担当者が一般人を装って宣伝をする行為も、モラル的に問題のありそうな行為です。
しかし、一般人であっても多くの人々からの良質な口コミがあると、ついつい「良い商品なのかな?」と思ってしまうでしょう。
まとめ
ステルスマーケティングは確かに倫理的に問題のある手法です。
実際に素晴らしい商品やサービスを提供していれば、自然と素晴らしい口コミは生まれていきます。
そして、もし辛口な評価を頂いたとしても、それをその後の糧にすることもできます。
まっとうな手法でマーケティングを行っていくことをお勧めします。