web接客って言葉をご存知ですか?
web接客とは、店舗と同じように、個々のユーザーに合わせた接客を行うことを指します。
「初めてサイトに訪れたユーザーにはセール品のポップアップ!」
「数ページ閲覧しているユーザーには割引対象商品のポップアップ!」
といったふうに、別々の対応をします。
このようにして、ユーザーと上手くコミュニケーションをとることにより、成果を上げることができるのです。
今回は、web接客ツールの中でも有名な5つを紹介します。
1.KARTE(カルテ)
KARTE(カルテ)は、リアルタイムのアクセス解析が得意なツールです。
来訪パターン、訪問履歴などのユーザーの情報を簡単に確認できます。
そのデータを元に、ユーザーごとにアクションを行い、商品購入につなげてくれます。
接客アクションのテンプレートも多く、さまざまなことができます。
ただ、機能が豊富であるがゆえに、マーケターが十分に扱えない可能性もあるので、注意指定ください。
運用コストをかけてでもユーザー分析をしたい人向けですね。
2.VePlatform(ヴィープラットフォーム)
http://www.veinteractive.com/jp/vejapan/
VePlatform(ヴィープラットフォーム)はユーザー離脱の前後で、接客アクションを行います。
ユーザーのサイト離脱に特化したweb接客ツールです。
例えば、カート内の商品を決済する前に離脱したユーザーにメールを自動配信したりします。
離脱後のユーザーに対して、広告で再訪問を促す機能もあります。
3.Flipdesk(フリップデスク)
Flipdesk(フリップデスク)はユーザーの性別や年代などの属性を特定して、最適な接客アクションを行います。
例えば、「独身30代女性」など、個人に焦点を当てることができ、個々のユーザーごとに、何種類かの接客シナリオを設定することが可能なのです。
ユーザーの状況に応じて、メールやクーポンなどを自動で配信してくれる他、ポップアップ接客とチャット接客の機能があります。
4.Zopim(ゾピム)
https://zopimjp.com/
Zopim(ゾピム)は、簡単に言語設定ができる多言語対応機能を持っています。
導入・運用に対する支援が厚く、「ゾピムコンシェル」や「オペレーター代行」もあり、不安な方でも簡単に導入できます。
サイト内にタグを1行貼るだけで、チャット機能を利用することが可能です。
その上、チャットをしているユーザーの情報もすぐさま把握することができます。
5.Zen Clerk(ゼンクラーク)
https://www.zenclerk.com/
Zen Clerk(ゼンクラーク)は、購入を悩んでいるユーザーに向けて、クーポン提示などの接客アクションを行います。
すべての検討ユーザーにアクションを行うのではなく、アクションを行う/行わないというA/Bテストをし、効果を見ていくのです。
接客アクションはクーポンのみです。
その上、初期費用・月額費用は無料で、成果報酬となっているのでリスクはありません。
まとめ
いかがでしたか?
web接客ツールの種類と特徴についてわかって頂けたでしょうか?
webサイトによって、ユーザーに求めているものは異なると思います。
それによって、用いるweb接客ツールも違ってくるでしょう。
興味がある方は、何かひとつでも導入してみてはいかがですか?