はい。いいえ。で答える質問を部下にしてはいけない理由

 
yesか?NOはダメ~
あなたは部下に対してコミニケーションをうまくとってるという自信はありますか?

ある会社にお邪魔したときのこと、
そこの社長さんが、部下に優しく教育をしていました。

別にいつも俺の太鼓持ちをしてイエスマンである必要ないんだよ。
なんでもはい!って答えろって言ってるわけじゃないよ

後からコーヒーを飲みながら話を聞いたら、どうも社員の一人が、YESマン的な感じになってしまったそうです

社長さんは、その社員さんが優秀な人材なだけに、意見の交換や議論をしていきたいと思っているそうです。

これって結構よくある状況じゃないですか?

違う会社の社長さんも、同じようなことを言ってた事があります。

社員がYESマン的になってしまう・・・
もちろんその社員さんの姿勢は間違ってるわけではありませんよね?

これは社長さんが社員に尊敬されている証拠でもあるわけです。

嫌われている社長や器が小さい社長には、YESマンはいませんからね(笑)

でも、その一方で社長さんをきちんと尊敬しながら意見を交換できて、価値のある議論をできる社員さんもいるはずです。

その違いは性格によるものなんでしょうが、でも、もしかしたら社長さんの質問の仕方を変えるとうまく行くかも知れません。

実は質問には2種類あるんです。
それは議論が出来る質問と、即答を期待する質問です。

クローズドエンドクエスチョンはNG

クローズドエンドクエスチョンで一般的に知られているのは、「はい。」「いいえ。」で答えれる質問です。
例えば「このスーツにこのネクタイって合うと思う?」とか「頑張ってる?」とかそういう「はい。」や「いいえ。」で答えれる質問のことですね。

あとは、二者択一な質問もこのクローズドエンドクエスチョンに含まれます

「これってどう思う?」っていうのは、一見クローズドクエスチョンではないように見えますが、実は二者択一なんです。
「これってどう思う?」→「これって良いと思う?悪いと思う?」って意味が隠れているからです。

「髪型変えたんだけど、どう思う?」って言ったら、「良いですね~似合いますね。」って答えが返ってくるんじゃないでしょうか?(笑)

どうしてもこういう質問だと、相手をたててしまい、建設的な会話にならないわけです。

意見交換で大事なのはオープンエンド

オープンエンドクエスチョンというのは、自由に答えれる質問のことを言います。

クローズドエンドクエスチョンと違い、相手の意見が聞ける質問方法です。

より良いアイデアを出すために、意見やや会話をするということが大事な時は、このオープンエンドクエスチョンを使うのがオススメです。

質問方法としては、こんな感じです。

  • いつ?
  • 誰が?
  • 何故?
  • どこで?
  • 何を?
  • どのように?

中学の英語の時間に習った、5W1Hですね(笑)

このような形の質問の仕方にしてあげると、相手も意見が言いやすいわけです。

まとめ

大事なのは、良い結論を導く質問が必要なわけです。

yes,NOでしか答えられない質問、二者択一の質問を減らすと、もっと社員からの貴重な意見がきけるかもしれませんね。

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