1:5の法則から分かる顧客獲得について2つの要素を理解する方法

 
1:5の法則とは?
あなたは既存のお客様と、新規のお客様を獲得するのはどちらの方がコストが掛かるのか知ってますか?

実は「1:5の法則」というマーケティングの言葉があり、新規のお客様を獲得するには、既存のお客様を獲得する際のコストの5倍は掛かると言わているのです。

今回は、どうして新規顧客を獲得する際にコストがかかってしまうのか?
既存顧客を継続していくことの大切さについて解説していきます。

1.新規顧客獲得にコストが掛かる理由

新規顧客は、一度商品を購入した人たちと違い、その企業のブランドネームや商品名を全く知らない人がほとんどなのです。

そのため、CM費用、広告費や宣伝費等を使うことで、圧倒的にコストが掛かってしまうということなのです。

実際にあなたも新しい商品を購入する際は、ネット上で商品の概要を知って、そこから興味を持って店舗等に足を運び検討をする段階に入るではないでしょうか?

これだけでもかなりのステップを踏んでいることが分かります。
だからこそ新規顧客を獲得するには、かなりのコストが掛かるということです。

2.既存顧客を大切にする理由

それでは既存顧客を大切にしていかなければいけないのでしょうか。
まず第一に、単純に考えて、一度商品等を購入してもらった顧客のことを考えると、その後にそこまでお金を掛けた宣伝をする必要がないのです。

購入後のメルマガの配信などはあるかもしれませんが、そこまで莫大な広告費や宣伝費をかける必要はありません。

また、これは時代性もあるのですが、今の時代は物や情報が溢れている時代になっています。
その中で、「この系統の商品はこのブランドで買う!」と決めている人が多いのです。

例えば、「化粧品はA社で、ブランド品はB社でしか買わない」というこだわりを持っている人がたくさん増えてきています。
なぜなら現代人は様々な情報を入手することに対して、疲れてきてしまっています。

そのため、一度気に入ったブランドを知ってしまえば、その後の買い物がとても楽になるのです。

消耗品であれば何度も購入してくれる可能性もあります。
また、そこまで定期的に買い換える物でなくても、しっかりと企業の世界観が伝わっていれば、再度の購入につながる可能性は高いはずです。

情報が溢れている時代だからこそ、その商品やブランドなどの世界観に対して、共感をする人が再度の購入をしてくれるのです。

まとめ

もちろん、コストが掛かるからといって、新規顧客の獲得をおろそかにするわけにはいきません。
しっかりとコストがかかってしまったとしても、新規獲得も大切な役割になるのです。

しかし、リピーターを囲っていくこともやはり大切なことになります。
ぜひ、両者のバランスを見ながら、いろいろな施作を練っていくようにしましょう。

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